2023 / 09 / 02 荒島岳 勝原から

2023 / 09 / 03 白山 別当出合から

2023 / 09 / 04 立山

2023 / 09 / 05 焼岳 新中の湯ルート

2023 / 09 / 06 御嶽山 王滝口から

2023 / 09 / 09 雨乞三山 周回


  荒島岳
 
日付 : 2023 / 09 / 02 ( 土 )
天気 : 
目的地 : 荒島岳(1523m)
累積標高 : 1360m
所在地 : 福井県大野市  GPSログ
コース : 勝原スキー場跡(5:43) → トトロの木(9:41) → 深谷ノ頭(7:06) → シャクナゲ平(7:37) → 中荒島岳(8:19) → 荒島岳(8:29) → シャクナゲ平(9:47) → 小荒島岳(10:04) → トトロの木(11:02) → 登山口(11:48)

2023年の夏休み。
本州への遠征は4年ぶりとなります。
今回は北陸へやってきました。福井県は荒島岳です。

クマ鈴を装着するのも4年ぶりだぜ。
安全第一で張り切っていきます。

古い電話ボックスが登山届提出所として利用されてます。
コレいいですね。

勝原スキー場跡、コンクリート道の登りからスタート。
まっすぐな道の両側に、桜が植えられてます。
「カドハラ桜坂」と名付けられているようです。

スキー場リフト跡に「登山口」の看板。
昔はココがスタート地点だったのかな?

「トトロの木」と名付けられてます。
どの辺がトトロなのか?洞穴っぽいとこ?シルエット?
謎は深まるばかり。

調べると、根幹部に空洞のある巨大ブナの木だったそうです。2018年の台風で倒れてしまい今の姿になってるそうです。

低山だとナメてたら結構登ります。
シャクナゲ平まで2時間、ひたすら登り。
遠征初日からエラい山を選んだもんだ。

シャクナゲ平に到着。
すでに水1.5リットル消費。
今日は暑いわー。

前荒島から山頂を見上げる。
目の前に見える急坂が、うわさの「もちが壁」。
確かに急坂だけど距離が短いですね。

中荒島からの展望。
目の前に白山。ちなみに明日登る予定。

到着。360度の展望。
日本海・白山・乗鞍・御嶽。
槍もなんとか見えました。

帰りに小荒島岳(1186m)に寄り道。
バックは荒島岳。


  白山
 
日付 : 2023 / 09 / 03 ( 日 )
天気 : 
目的地 : 白山
 御前峰(2702m)
 大汝峰(2684m)
累積標高 : 1635m
所在地 : 石川県白山市・岐阜県大野郡白川村  GPSログ
コース : 別当出合(5:11) → 中飯場(5:38) → 甚之助避難小屋(6:39) → 黒ボコ岩(7:35) → 白山室堂(8:00) → 御前峰(8:41) → 大汝峰(9:51) → 室堂(11:03) → 黒ボコ岩(11:25) → 殿ヶ池避難小屋(11:57) → 別当坂分岐(12:53) → 別当出合(13:44)

石川県の名山・白山です。
土日はマイカー規制あり。
前日のうちに市ノ瀬(駐車場750台)に入り車中泊。
明日の朝イチの登山バスに乗る予定。

市ノ瀬には野営場もあり。
なんか楽しそうだなー。
のんびり遊歩道なんか歩いてみるのも良いかもですね。

市ノ瀬ビジターセンター。
白山のイロイロや登山情報。
クマの毛皮にも触れます。

というわけで当日。
本日の始発は5時ですが、4時の時点で20人ほど並んでました。みんな早起きですね。
始発バスは全員乗れるよう複数台来るようで、今日は3台来ました。

10分ほどバスに揺られ、別当出合に着。
軽く準備運動して歩きだします。
今日も暑くなりそう。

登りは砂防新道から。
いきなり吊り橋。高度感がすごい。揺れるぜ。

砂防新道はすごく整備されてて、ほとんどが石畳・石積み階段・木道で構成されてます。
むしろ整備されすぎ感。

途中、休憩所や水場も完備されてます。
至れり尽くせり。初心者・ファミリー向きだなー、と思いきや、黒ボコ岩まで標高差1000mもあるんですね。

太陽も上がり暑くなってきました。
涼しいうちに高度を稼いでおきたかったが‥。

黒ボコ岩に到着。展望よし。
ここから弥陀ヶ原の木道ゾーンに入ります。

室堂に到着。
でっかい登山基地って感じ。もはや観光地。
そしてやっぱ標高2000m超えると涼しいですね。

広場で休憩して、山頂を目指します。
白山神社奥宮祈祷殿の奥に見えるのが山頂。
あと一息。

はい、白山御前峰に登頂。
日曜日とあって、賑やかな山頂です。

御嶽・乗鞍・立山をバックに。
北アルプスも見えますね。

山頂標付近にある、亀のレリーフ。
なんか、知る人ぞ知る隠れミッキー的なやつ。
ご利益があるとかないとか。知らんけど。
地元の方に教えてもらいました。

続いて大汝峰へ向かいます。
大汝峰から見る山頂の画が最高なんだとか。
とりあえず、あの池まで下ります。

下りました。翠ヶ池です。
御前峰からの下りがガレてて大変でしたが、まぁ危険箇所もなく。
周辺にいっぱい池がありますが、特に翠ヶ池は美しい。

御前峰から1時間後、大汝峰に到着。
今日のルートで累積標高差1600m。
実は結構ハードな山。

コレですよ。
パンフレットになりそうな画。美しーい。
ご飯食べてのんびりします。

千蛇ヶ池の雪渓へ寄り道。
なんか砂浜みたい。

黒ボコ岩まで戻り、観光新道から下ります。
尾根道で展望よし。
砂防新道と違い、過剰な整備はされてません。それが良い。

パワースポット、岩をくぐるやーつ。
仙人窟という場所だそうです。

帰りつきました。
別当坂分岐からの激坂下りが大変でしたが、概ね良いルートでした。
14時のバスがちょうどいい時間。

バスを待つ間、別当茶屋(自販機コーナー)でキンキンのコーラ。美味い!


  立山
 
日付 : 2023 / 09 / 04 ( 月 )
天気 : 曇(山頂ガス)
目的地 : 立山
 雄山(3003m)
 大汝山(3015m)
 富士ノ折立(2999m)
累積標高 : 866m
所在地 : 富山県立山市  GPSログ
コース : 室堂(8:05) → 一の越山荘(8:52) → 雄山(9:38) → 大汝山(10:13) → 富士ノ折立(10:32) → 真砂岳(11:16) → 雷鳥沢キャンプ場(12:41) → ミクリガ池(13:29) → 室堂(13:39)

立山は 7年ぶり
黒部アルペンルート(富山駅 - 室堂往復)は7380円。
ちなみに7年前は4310円でした。おぅ・・。

室堂に到着。予報通りの曇天。
まぁ前回は雨だったのでまだマシ。

さっそく歩きだします。
一ノ越山荘までは整備された道。
今回は薬師岳を拝めそうにないですね。

一ノ越山荘から雄山への登り。
登りと下りで道が分けられてるの良いですね。
(登り赤線、下り黄線)

雄山神社に到着。
ここまで、のんびりで1時間半。
この手軽さが立山の魅力。

せっかくなので上まで。
峰本社の社殿参拝するには鳥居交通料700円が必要です。
こちらも値上がりしてますね。
ちなみに7年前に来た時は、10月だったので無人でした
(徴収は7〜9月のみだそうです)

社殿参拝すると、安全登山の祈祷を受けることが出来ます。せっかくなので受けてきました。これで安心ですね。
本日悪天候のため社務所内で実施。
お客さん少なく、神主さんと1対1でした。
なんか申し訳ない(祈祷中の写真はなし)

山頂はガスガスでしたが、一瞬の晴れ間。
見えるのは、奥大日岳(2611m)。

大汝山。展望なし。

富士ノ折立。展望なし。
これ、前回のリベンジ出来てないよねー。あはは。

真砂岳へ寄り道後、大走りから下山。
思いの外ガレてて、走れる感じじゃない。
そして距離長い。ヒザにくるなぁ。

いやはや、大変な下りでした。
やっと雷鳥沢キャンプ場。
そういや今回、雷鳥さんに会えずじまい。残念。

振りかえって。
やっぱ立山は美しい。圏谷の色合いよ。

あいかわらず地獄谷は立ち入り禁止。モクモク。

みくりが池。
中国からの観光客の多さにビックリ。
ちょっと前は韓国人ばかりだったのに。
なんか時代は目まぐるしく動いてる。



  焼岳 新中の湯ルート
 
日付 : 2023 / 09 / 05 ( 火 )
天気 : 
目的地 : 焼岳(2455m)
累積標高 : 843m
所在地 : 長野県松本市・岐阜県高山市  GPSログ
コース : 新中の湯登山口(6:20) → 広場(7:32) → 稜線鞍部(8:18) → 焼岳(8:23) → (往復) → 登山口(10:49)

遠征4日目。北アルプス焼岳です。
この山も立山と同様、7年ぶりになります。
朝6時で駐車場7割ぐらい。人気の山です。

道はわかりやすい。
短距離とナメてると結構登ります。
‥というのは、7年前と同じ感想。

1972ピーク。ベンチあり。
ここから斜度もゆるみ、ハイキング道になります。

さぁ見えてきましたよ。

稜線へ。

こんな噴煙の近くまできて大丈夫なのだろうか?
硫黄臭が立ち込めてます。

きました北峰。
槍は見えないなー。
晴れてるけど周囲の山はガスってます。
目の前にあるハズの穂高岳さえ見えない。

南峰。あちらは立ち入り禁止。
今日はこっそり登ってる人もいないようです。

下山後は、中の湯温泉。
この時期は水不足らしいので行く前に要確認。
今日は入ることができました。いやー、いい湯でした。

久々に全天球画像。焼岳北峰から。
 
焼岳北峰 - Spherical Image - RICOH THETA

  御嶽山 王滝口から
 
日付 : 2023 / 09 / 06 ( 水 )
天気 : 曇のち雨
目的地 : 御嶽山
 剣が峰(3067m)
 摩利支天(2959m)
累積標高 : 1133m
所在地 : 長野県木曽郡木曽町・王滝村・岐阜県下呂市  GPSログ
コース : 田ノ原登山口(5:44) → 展望台(5:49) → 遥拝所(5:56) → 八合目避難小屋(6:36) → 九合目避難小屋(7:06) → 王滝頂上(7:35) → 剣ヶ峰(8:04) → 二ノ池山荘(8:26) → 二ノ池ヒュッテ(8:32) → 賽の河原(8:39) → 白竜避難小屋(8:47) → 摩利支天(9:11) → 二ノ池山荘(10:00) → 王滝頂上(10:30) → 九合目避難小屋(10:49) → 八合目避難小屋(11:09) → 遥拝所(11:35) → 登山口(11:44)

遠征5日目にして、遠征最後の山行となりました。
台風13号の接近により、早めに切り上げることになったんです。
正直ちょっと物足りてない感じ。まー仕方がないですね。
というわけで、御嶽山です。定番の王滝コースで。

王滝口の駐車場情報。
100台駐車可。2022年完成の新しいビジターセンターと、キレイなトイレ。水場あり。
標高2200mで涼しく夏の車中泊に最適です。朝は寒いです。

歩き始めて10分で、御嶽神社遥拝所。
ここまでは普通の参拝路。一般観光客もここまで来ます。
御嶽山、でかくて迫力ありますね。

登山道‥といっても、よく整備された階段ばかり。
8合目手前まで、こんな感じの道が続きます。

看板も多くて、現在地と距離がわかります。
目安になって良いですね。

8合目。森林限界を超え、展望良くなります。
イノシシが祀られてます。

一口水。水場です。
枯れてますね。

王滝頂上に到着。
後ろに見えてるのが剣ヶ峰。
いよいよ核心部。なんだか緊張します。

八丁ダルミ。
やはり御嶽山といえば、2014年の大噴火。
それ以降立入禁止だった登山道の一部が、9年ぶりに規制解除となってます(7/29〜10/11限定)
ちなみに地獄谷方面はいまだ規制中。

いたる所に避難壕が設置されてます。
さらに御嶽山では、登山者にヘルメット着用を呼びかけているそうです。
なので今日は俺も被ってるわけです。

災害慰霊碑へ手を合わせ山頂へ。
慰霊碑の横にも立派なシェルターがありました。

剣ヶ峰に到着。
乗鞍と北アがちょこっとだけ見えました。
が、どんどん雲が増えてきてます。こりゃ降りそうな気配。
ちなみに今回の山行で、国内にある3000m峰21座、すべて登頂完了となりました。

せっかくなので摩利支天まで縦走します。
写真は二ノ池。
噴火前までコバルトブルーの池だったとか。

白竜避難小屋から三ノ池を見下ろす。
こっちには水があるんですね。


摩利支天へ。
稜線の岩尾根とトラバースの道があるようです。
上の道は楽しいけど結構ハード。滑落注意。

摩利支天に到着。
せまい山頂ですが、ここでお昼ご飯としましょう。
雲行きが怪しいなー。

下山中。うわー、やっぱり降りだした。
今回の遠征、一度もレインウェアの出番がなくて喜んでたのに。最後の最後になって。

そんなわけで4年ぶりとなる遠征、無事終了。
自分的に4年のブランクは大きいと感じてまして、今回は甘めの日帰り山行ばかりで計画してみました。
次にこっちへ来る時は、テント縦走したいなー。

写真は、御嶽山 火山マイスターの、火山舞星(ひやま まほ)さんだそうです。


  雨乞三山 周回
 
日付 : 2023 / 09 / 09 ( 土 )
天気 : 曇のち雨
目的地 : 倉木山(1160m)
城ヶ岳(1168m)
雨乞岳(1074m)
累積標高 : 1091m
所在地 : 大分県別府市・由布市  GPSログ
コース : 倉木山登山口(7:29) → 倉木山(8:25) → 雨乞岳分岐(8:59) → 城ヶ岳(9:28) → 雨乞岳分岐(9:58) → 黒岩山(10:58) → 雨乞岳(11:17) → 雨乞岳登山口(11:37) → 倉木山登山口(12:49)

いつもの由布岳が満車だったので、珍しく倉木山へ。
雨乞三山を周回します。ちなみに、
 倉木山‥7年ぶり 4回目
 城ヶ岳‥11年ぶり 2回目
 雨乞岳‥9年ぶり 2回目 となります。
コンクリート道のアプローチ。見えるのは倉木山。

直登ルートは季節的にも絶対ヤブ漕ぎ。
なので山麓コースをチョイス。

山麓コースは安定の平坦コース。
が、1か所崩落あり。すぐ上に迂回路あり。
ロープ張られてますが、通行注意。

山頂手前、ススキがすごい。
まぁ道を見失うほどではない。

倉木山到着。
先客いたのでササっと通過。

そのまま城ヶ岳へ向かいます。
倉木山頂から、いきなりヤブで道がわからない。
やっと下降点の看板を見つけた。

全体的にマーキング少なめ・踏み跡少なめ。
地図を見ながら進みます。

やっと城ヶ岳の取り付き点。

なんか人工的な石垣みたいなのに沿って歩くと迷いにくい。
なんだろ?昔の境界線かな?
城ヶ岳の名前の由来だったりして。

山頂手前から、安定のヤブ漕ぎ。
で、城ヶ岳到着。夏にマイナー山はダメですね。

山頂標が、草に埋もれてました。

振りかえって倉木山。
その後ろは由布岳。

城ヶ岳分岐まで戻って、次は雨乞岳方面へ。
この辺は比較的 踏み跡がわかりやすい。
いくつか小ピークを超えるがアップダウン少なめ。

黒岩山(1106m)を経由。
雨乞三山は、雨乞・黒岩・城ヶ岳(倉木山を外す)の3山を指す説もあるらしい。
雨乞岳方面は、南側尾根ではなく急斜面の方を下っていくので注意。

雨乞岳に到着。
なんかこの辺り、イノシシの痕跡が多い‥。
怖かったので、スマホで音楽かけながら歩きました。
普段はやらないんですが、ちょっと新鮮で良かった。

雨乞岳登山口への下り。
道はわかりやすいが倒木多し。

道路に出ました。
ここからスタート地点まで、1時間以上林道歩きです。

昔、雨乞岳に登った時はココに車を止めましたね。

路肩が崩れてます。まぁ普通車なら通れそうな感じですが。

さっきの路肩が原因かどうか不明ですが、今はここまでしか車が来れないようです。

林道は作業車が頻繁に行き来してました。
週末なのにお疲れ様です。