2019 / 08 / 31 - 09 / 04 白峰三山と仙塩尾根

2019 / 09 / 05 天狗岳(八ヶ岳)


  白峰三山と仙塩尾根
 
日付 : 2019 / 08 / 31 - 9 / 4 ( 土日月火水 )
天気 : 1日目 : 曇(山頂ガス)
2日目 : 曇
3日目 : 曇(山頂ガス)
4日目 : 晴
5日目 : 晴
目的地 : 北岳(3193m)
間ノ岳(3189m)
農鳥岳(3026m)
塩見岳(3052m)
三峰岳(2999m)
仙丈ヶ岳(3033m)
所在地 : 長野県伊那市・静岡県静岡市葵区・山梨県南アルプス市、南巨摩郡早川町
GPSログ : 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 全体
1日目 : 広河原(7:35) → 白根御池小屋分岐(8:02) → (大樺沢ルート) → 大樺沢二俣(9:39) → 小太郎尾根分岐(11:47) → 肩ノ小屋(12:20) → 北岳(13:05) → 吊尾根分岐(14:00) → 北岳山荘(14:30)
2日目 : 北岳山荘(5:57) → 中白根山(6:28) → 間ノ岳(7:12) → 農鳥小屋(8:08) → 西農鳥岳(8:49) → 農鳥岳(9:12) → 農鳥小屋(10:26) → 三国平(12:20) → 熊ノ平小屋(12:50)
3日目 : 熊ノ平小屋(4:49) → 安倍荒倉岳(5:23) → 竜尾見晴(5:53) → 新蛇抜山(6:07) → 北荒川岳(6:56) → キャンプ場跡(7:06) → 北俣岳分岐(8:07) → 塩見東峰(8:43) → 西峰(9:05) → 北荒川岳(10:49) → 安倍荒倉岳(12:40) → 熊ノ平小屋(13:08)
4日目 : 熊ノ平小屋(6:12) → 三国平(6:44) → 三峰岳(7:29) → 間ノ岳(8:08) → 三峰岳(8:51) → 2571ピーク(10:26) → 野呂川越(11:22) → 両俣小屋(12:02)
5日目 : 両俣小屋(5:06) → 野呂川越(5:46) → 横川岳(6:15) → 独標(6:43) → 高望池(7:14) → 伊那荒倉山(7:23) → 大仙丈ヶ岳(9:31) → 仙丈ヶ岳(10:11) → 小仙丈ヶ岳(11:14) → 大滝ノ頭(11:42) → 北沢峠(12:33)

今年3回目の夏休みに入りました。
夏休みが何回あるんだ?って声が聞こえそうですが、これでラストです。
秋雨前線が日本列島に被さってますが、テン泊縦走やります。

目標は南アルプス・仙塩尾根。テン泊縦走する人にとって、一度は歩いておきたいルートですね。
通常、北沢峠から入って鳥倉登山口辺りへ下山するのが定番のようですが、マイカー登山の俺はそれだと都合が悪い。鳥倉は公共交通機関が少ないですからねー。
そこで今回、白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)と組み合わせ、変則周回ルートを計画しました。

<1日目>
つい半月前にも来ました、南アルプスの玄関口・仙流荘のバス乗り場。
今日の始発は5:30。天気は微妙ですが、8月最後の週末とあって、行列になってます。

今回のスタート地点は広河原。なので北沢峠で南アルプス市営バスへ乗り換えます。
というわけで 7:30、やっと広河原(1510m)に到着しました。長かった。
なんかいまいち、乗り換え時間の接続がうまくいってない感じ。北沢峠で1時間待ちました。仙流荘のバス、無理して始発じゃなくてもよかったかも?

野呂川にかかる橋を渡り入山。
ちなみに、広河原からの北岳登山は、6年前にやってます。
あー、この場所、記憶にあるなー。あの時は快晴で、あの先に北岳が見えてたっけなー。でも今日はガスガス。

白根御池小屋分岐(1660m)。6年前はたしか右ルートを登りました。
今回は左の大樺沢ルート行ってみましょう。

大樺沢ルートは沢沿いの道。連日の雨で、なかなかの水量。

大樺沢二俣(2217m)の手前。
大雪渓が見えてきました。でも、その先は真っ白ですね。空も厚い雲がかかってます。こりゃ山頂も期待できないなー。

分岐からは右俣コースで登ります。
このルートは通ったことがなかったハズだから、と選んだんですが、後から勘違いに気付きました。6年前も、右俣ルートで登ってますね(草スベリのルートを通ったと思いこんでました)どおりで見覚えがあるわけだ。

小太郎尾根分岐(2860m)まで登ってきました。
前回、ここから見える迫力の仙丈ヶ岳に感動した記憶があります。
それに比べて、今回はひどいもんです。

北岳肩ノ小屋(3000m)。
ガスもひどいですが、今日は風がすごい。風速25mの予報が出てました。この稜線はすごいことになってます。今日、北岳山荘でテント張る予定なんですが、大丈夫かな?
半月前に3000m峰登ったばかりなのに、ちょっと高山病が出てきました。おかしいなー?

肩ノ小屋から40分で、日本第二の高峰・北岳(3193m)登頂。
真っ白。6年前の写真とは雲泥の差です。

結局、山頂に1時間近く滞在。
空はずっと厚い雲で覆われてましたが、比較的展望が得られた時の写真。
これが限界。諦めて今夜の宿へ向かいます。

間ノ岳方面。下に見える赤い屋根が、今夜の宿・北岳山荘です。あそこも稜線上の小屋だなー。テント、大丈夫かなー?

途中、ちょっとだけクサリ場も。
普段はなんてことない場所も、ここまでの強風になると結構気を使います。

北岳山荘(2900m)に到着。
うーむ、風が強いなー。テントにするか、小屋泊にするか、迷うところ。
さっき山頂で出会った、ソロの山ガールさんはテントを張るらしい。
それを聞いて、よし、俺も負けてられるか!ってことでテント張ることにしました。

ハイマツの陰に、隠れるように設営。
突風で飛ばされそうになりながらも、なんとか設営。大変じゃー。

今日のテントは合計20張ほど。
みんな苦しみながら設営してました。雨が降らなかったのが救い。
夜中もビュービュー風が吹き、なかなか寝付けませんでしたね。明日は晴れるといいなー。


<2日目>
‥あれ?起きたら外が明るい。
というわけで、寝坊しました。起きたら5時過ぎててビックリ。目覚まし4時に合わせてたのにー。
既に太陽出てて、富士山が照らされてます。

慌てて朝ご飯を食べ、撤収準備。6時に歩きだします。
昨日ガスガスだった北岳。うむ、きれい。

30分ほどで中白根山(3055m)。
後ろに見えてるのは、仙丈ヶ岳(3033m)です。

日本第三位・間ノ岳(3189m)。
朝方は、天気良くなりそうな雰囲気だったんですが、いまいち雲が厚いですね。

間ノ岳山頂の、東海フォレストの山頂標識。
あー、コレコレ。こいつを見ると静岡県に入ったって気がしますね。
興味無い人にはわからない、南アルプスあるあるです。

農鳥小屋(2800m)まで下ってきました。
ここでザックをデポ。奥に見えてる農鳥岳までピストンしてきましょう。

空身で登ったりしてたら、農鳥オヤジ(いろんな噂がある小屋の名物オーナーさん)に怒られるんじゃないかとビビってたんですが、今日は機嫌が良かったようで。元気に挨拶したら、返してくれました。

西農鳥岳(3051m)。
風が強すぎて三脚が使えず、自撮り写真。
なにげに農鳥岳よりこっちの方が高いんですねー。

農鳥岳(3026m)。
これで、白峰三山縦走完了。やったー。

農鳥岳の山頂付近、ビバーク跡が多いですね。
うんうん、気持ちはわかります。

小屋まで戻ってザックを回収、早めの昼ご飯を食べた後、今夜の宿・熊ノ平小屋を目指します。
間ノ岳へ登り返すことなく三国平へ行けるトラバース道。これ便利。


赤線のところがトラバース道。農鳥沢の辺りはガレててアップダウンがありますが、全体としては平坦道。
間ノ岳の山頂直下を通るようなイメージですね。ちょうど中間地点ぐらいに水場があります。

明日登る予定になってる塩見岳が見えます。
明日は強風も止み、晴れの予報となってます。楽しみー。

熊ノ平小屋(2586m)に到着。
何気に三国平からの下りがキツかったです。
市営のきれいな山小屋が、これまた静岡県って感じ。
優しいお姉さんがいます。

結構歩いたつもりだったんですが、まだ13時。
テントを設営し、のんびりします。今朝はバタバタしてて、コーヒー飲む暇もなかったですからねー。
テントの正面には、沢を挟んで農鳥岳。
水が豊富なテン場はうれしいですね。

ちなみに熊ノ平小屋は携帯電波入りません。
が、小屋から三峰山方面に5分ほど歩くとOK(看板あり)
ここまでほぼ平坦路なんで、サンダルでも行けますね。


<3日目>
今日は塩見岳ピストンの日。
テントは熊ノ平小屋にデポしたまま、空身で挑みます。
標準タイムで10時間オーバーと、なかなかのロングコース。
早起きして、暗いうちからヘッドランプで歩き出します。
稜線へ上がったところで明るくなってきました。なんかガスってますね。

安部荒倉岳(2693m)。
登山道から脇道へ20mぐらい入ったところにあります。
稜線にある、地味な山頂。

竜尾見晴(2457m)の岩場から。
沢を挟んで農鳥から続く稜線から、太陽が上がってきました。
広河内岳のあたりかな?

新蛇抜山(2667m)。
山頂は登山道から脇道へ50mほど逸れたとこ。細尾根の狭い山頂。
朝日に照らされ、なかなかの展望。

北荒川岳(2698m)
マイナーな山頂が続きます。
ここからは塩見岳が目の前。地図には「大迫力の展望」と書かれてますが、残念ながらガスかかってます。登ってるうちに晴れるかな?

北荒川岳から少し下るとキャンプ場跡。現在は幕営禁止となってます。
なかなか良い雰囲気で、おもわずテント張っちゃいそうですね。水場がないのが難点。

おっと、富士山。
ここまで来ると、ずいぶん近く見えますね。50km先ぐらいかな?

天気が良かったのはここまで。
いざ、塩見岳へ取り付こうかという辺りで、なんか急に天候悪化。
どんどんガスが下りてきて、視界は真っ白。うわー、まじかよー。

追い打ちとばかりに、北俣岳分岐までは、ひたすら急登。ひーひー。
特に分岐手前30分は大変でしたね。
空身だから良かったものの、ザックが重いと心も折れそうです。
この区間(熊ノ平 - 三伏峠)は、テン場がないので縦走する人の難関ポイントとなってます。


で、無事に塩見岳(3052m)登頂。こちらは東峰。
ちなみに塩見岳に登るのは、2年ぶり。あの時は、鳥倉ルートの小屋泊でした。
天気は、あの時よりも悪いですね。うーん。

こちらは西峰(3047m)。三角点はこちらにあります。
結局、1時間ほど山頂に滞在。しかし天候回復ならず。泣く泣く引き返しました。
いやー、山頂は風が強かった。
蝙蝠岳へのピストンも考えてたけど断念。

無事、テントに返ってきました。
往復7時間も歩いた割に、いまいち成果がなかったですねー。
晴れの予報はなんだったのか?


<4日目>
今日もガスガスの日かなー?湿度が高く、テントがぐっしょり。やな感じ。
今日の行程は短め。両俣小屋までの移動だけなので、のんびりめのスタート。

三峰岳への登り。やせた岩峰エリアがあります。
ガレてるので気を付けて歩きます。

はい、三峰岳(2999m)。
剱岳と同じ、3000mに足りない山。

この山頂は、長野・山梨・静岡県の3県境。
地図にあるとおり、静岡県北部の尖った先っちょになります(赤丸が現在地)

間ノ岳方面を見上げる。なんか晴れてきましたね。
よし、時間もあるし、ここから間ノ岳ピストンすることにしましょう。

三峰岳 - 間ノ岳は、岩峰の楽しい道。
登りもそんなにハードではなく、片道30分ぐらいで行けます。
というわけで、今山行2度目の間ノ岳(3189m)登頂。
バックの北岳も美しーい。

三峰岳まで戻ってきました。
歩いてる間にどんどん雲が消えていき、ここ1週間でいちばんの快晴に。
うれしいなー。塩見ピストン、昨日じゃなく今日だったなー。

三峰岳から北へ。仙塩尾根のメイン道へと入っていきます。
目指すは両俣小屋。歩いてきた稜線を振り返ります。

2699ピークを過ぎた辺りから森の中。
写真は2571ピーク。展望なーし。

2488ピーク。木々の間から、仙丈ヶ岳が見えます。
明日はあそこまで登り返し。大変そうだなー。

このピークを過ぎた辺りから、もう両俣小屋まで携帯電波が入る箇所はありません。注意。

野呂川越(2290m)。三峰岳からここまでの標準タイムは2時間となってますが、実際は2時間半かかりました。
この山域では珍しく、ちょっと厳し目のタイム設定となってますね。

さー、この急坂を下れば今日の宿。
なんですが、この急坂、なかなかのもんです。標高差300m。
下りはともかく、明日の朝イチでコレを登ると思うとイヤですねー。

はい、到着しました。両俣小屋(2000m)。
すごく雰囲気が良い小屋。渓流沿いの静かな森の中って感じで、秘境感たっぷり。かわいい猫たちもいます。時々、クマも出ます。

小屋前のベンチに座り、のんびりビールが美味いですね。

そしてこの小屋、釣り人にも人気だそうで。イワナ釣りの聖地となっているとか。今日の宿泊者も、山屋より釣り人の方が多かったです。

そんな事情もあってか、山小屋というようキャンプ場の雰囲気があります。
テントサイトも広々快適。
天気が回復して、びっしょり濡れてたテントも乾きました。

山小屋なのにゴミ捨て場!
外部からの持ち込みゴミもOKなんだそうです。処理が大変じゃないのかなー?と思いましたが、シーズンの最後に車でまとめて片付けるんだそうです。なるほどねー。
水場(炊事場)に石鹸が設置されてるのも意外。釣り人の事情が考慮されてます。


<5日目>
さー、いよいよ最終日。
今日は長丁場になる予定。明るくなると同時に出発です。
両俣小屋から野呂川越への急坂。標高差300m。

いやー、登った。40分かかりました。
既に体力のほとんどを持ってかれた気分。ぜーぜー。
でも、ここからが本番。

はりきって仙丈ヶ岳へ向かいます。
ここは横川岳(2478m)。森の中の山頂。地味な看板が付いてます。
西側の尾根に道はないハズだけど、踏み跡がありますね。なんでしょう?

横川岳の辺りは倒木多し。昨年7月の台風の影響だとか。
噂に聞いてて覚悟してたけど、すごく整備されてます。ありがたやありがたや。
こういう、跨ぐか越えるか迷う高さの倒木って、体力奪われるんですよね。

独標(2499m)から。
ここだけ森を抜けだし、岩場になってます。おかげで展望良し。
振り返ると今まで歩いてきた稜線が美しい。いちばん奥は塩見岳ですね。

高望池(2450m)。
水場は、夏場は涸れてることが多いそうです。
なので最初から期待せず、朝からいっぱい水運んでます。

池から5分で、伊那荒倉山(2519m)。
ここも地味な、森の中ピーク。
早いですが、これからの登りに備え長めの休憩。バクバク食べます。
最終日なのに、結構食糧が残ってるんですよ。

2676ピークあたり。
この辺から、森林限界を超え展望良くなってきます。
が、仙丈ヶ岳は完全にガスの中。困ったなー。


小さなピークを登ったり下ったり。この辺りが、仙塩尾根の真骨頂って感じ。
仙塩尾根は、通称「バカ尾根」とも呼ばれるそうです。
「バカバカしいほど長い登りが続くから」そう呼ばれるとか。
でもね、こないだの八ヶ岳に比べたら全然大したことないの。すごく快適な縦走路。これで天気が良かったらなー。


大仙丈ヶ岳(2975m)に到着。
山頂で昼ご飯を食べてたら、だんだんガスが晴れてきました。
よっしゃ、いい感じ。

大仙丈沢カールを上から眺めます。美しいですねー。

最後の山、仙丈ヶ岳の山頂が見えました。
そしてなんか、青空もちらほら。

仙丈ヶ岳(3033m)。
もし山頂ガスってたら、仙丈小屋に1泊しようかな?みたいなことも密かに考えてたんですが。
今から下れば13:50のバスに間に合うなー。よし、下山だ!

ここは以前も通ったルート。気分的にも楽です。
天気も回復傾向なので、ここは稜線コースをチョイス。
最後のピーク・小仙丈ヶ岳(2855m)を踏みます。
バックの小仙丈沢カールが美しいですね。

そして北沢峠(2032m)に無事帰還。4泊5日、予定通りです。
全体的に天気悪かったものの、雨に降られることが無かったのは救い。
バスに乗って仙流荘へ戻り、一週間ぶりの風呂へ直行します。


  天狗岳(八ヶ岳)
 
日付 : 2019 / 09 / 05 ( 木 )
天気 : 曇(山頂ガス)
目的地 : 天狗岳
 西天狗岳(2646m)
 東天狗岳(2640m)
標高差 : 750m
所在地 : 長野県南佐久郡小海町・茅野市  GPSログ
コース : 唐沢鉱泉(6:07) → 第一展望台(7:37) → 第二展望台(8:02) → 西天狗岳(8:31) → 東天狗岳(8:57) → 東天狗分岐(9:09) → 天狗の奥庭(9:38) → 黒百合ヒュッテ(9:53) → 渋ノ湯分岐(10:36) → 唐沢鉱泉(11:24)

八ヶ岳の天狗岳。唐沢鉱泉からの周回ルート。
前に八ヶ岳縦走した時、雨天のため西天狗岳をパスしてたのが心残りだったので、その回収のつもり。
唐沢鉱泉の登山者用無料駐車場(1876m)。
駐車場手前3.5kmは未舗装路(普通車OK)。簡易トイレと水場あり。
唐沢鉱泉に宿泊することもできるようです(登山者用の大部屋あり)

沢にかかる、しゃくなげ橋を渡り、西尾根へ取り付きます。

なかなか急坂。
八ヶ岳らしい、苔むした森って感じ。

枯尾ノ峰分岐(1979m)を過ぎ、尾根道になっても急坂は続きます。

第一展望台(2416ピーク)からの眺め。
南八ヶ岳方面。権現岳・編笠山あたりかな?
ガスっててよくわからないや。

第二展望台。完全にガスの中。
晴れてれば、西天狗岳がどーんと見えてたハズ。

山頂手前は岩ゴロゴロ。標高差180m。
こういう登りは楽しいですね。

西天狗岳(2646m)登頂。
広い山頂。奥に見えてるのは東天狗。
ガスってて、肝心の赤岳が見えない。

こちらは東天狗(2640m)。
西より低いですが、縦走路となっているせいか迫力ある展望。

前回は、中山峠を通る稜線沿いの道でした。
なので今回は、分岐から擂鉢池方面へ。
ここは天狗の奥庭(2383m)。大きな岩がゴロゴロしてます。

すりばち池越しの天狗岳。
よくポスターとかで見る構図のつもりなんですが。
池は涸れてるわ、ガスってるわで散々。なんだこの写真は?

黒百合ヒュッテ(2400m)に到着。
前回、雨の中でテント張った場所。
この小屋、雰囲気良かったなー。何度も言うようですが、山小屋とは思えないトイレのキレイさなんです。

さて、唐沢鉱泉へ下山開始。
沢沿いの苔むした岩がゴロゴロしています。滑りやすいので注意。
いたるところに木道などが用意されてて、快適に歩けます。

快適な登山道のおかげで、1時間ほどで唐沢鉱泉。
ここは唐沢鉱泉の鉱泉源。
温泉じゃー!と思ったら、冷たい。泉温、約10度だそうです。

このあたりはトリカブトがいっぱい。怖い怖い。

唐沢鉱泉へ下山完了。
定番初心者ルートだったんで、余裕でした。

せっかくなので、そのまま唐沢鉱泉の温泉へ。
「信玄の隠し湯」と呼ばれ、全国的に有名な秘湯なんだとか(有名な秘湯??)
さすが、信玄の隠し湯ですね。気持ちがよかったです。