2017 / 08 / 18 由布岳ピストン

2017 / 08 / 25 由布岳ピストン(西峰のみ)

2017 / 08 / 29 木曽駒・宝剣山周回

2017 / 08 / 30 - 31 塩見岳小屋泊ピストン

2017 / 09 / 01 - 03 悪沢・赤石周回 ( 前編 )

2017 / 09 / 01 - 03 悪沢・赤石周回 ( 後編 )


  由布岳ピストン
 
日付 : 2017 / 08 / 18 ( 金 )
天気 : 
目的地 : 由布岳
 東峰(1583m)
 西峰(1584m)
標高差 : 800m
所在地 : 大分県由布市  GPSログ
コース : 正面登山口(8:42) → 合野越(9:14) → マタエ(10:14) → 東峰(10:27) → 西峰(11:05) → 正面登山口(12:24)

富士山旅行から帰ってきました。ずっと各地の名産を食べ続け、体が鈍ってますので、いつもの山へ。
いやー暑い。歩き出して5分で汗だくです。

山頂は冷たい風。気持ちがいいー。
お盆休み中とあって、山頂では家族連れが多いですね。


  由布岳ピストン(西峰のみ)
 
日付 : 2017 / 08 / 25 ( 金 )
天気 : 曇のち晴(山頂ガス)
目的地 : 由布岳 西峰(1584m)
標高差 : 800m
所在地 : 大分県由布市  GPSログ
コース : 正面登山口(8:40) → 合野越(9:13) → マタエ(10:10) → 西峰(10:24) → 正面登山口(11:39)

もう八月も終わりますね。
いつもの由布岳、行ってみましょう。山頂、ガスってますが。

マタエの看板、塗り直されてますね。1週間前に見た時は、古いままだったのに。
それにしても、なぜ半分だけ?黄色ペンキが途中でなくなったのかなぁ?

今日の由布岳は7合目より上はガス。しかも、霧雨で濡れちゃうほどの濃霧です。こりゃ堪らんと、昼ご飯も食べずに引き返してきました。
来週から南アルプス遠征を予定してるんで、装備を濡らしたくないのです。


  木曽駒・宝剣山周回
 
日付 : 2017 / 08 / 29 ( 火 )
天気 : 曇のち晴
目的地 : 宝剣岳(2931m)
中岳(2925m)
木曽駒ケ岳(2956m)
伊那前岳(2883m)
標高差 : 350m
所在地 : 長野県木曽郡上松町・木曽町・上伊那郡宮田村  GPSログ
コース : ロープウェイ千畳敷駅(9:07) → 八丁坂分岐(9:19) → 乗越浄土(10:07) → 伊那前岳(10:29) → 宝剣山荘(11:00) → 宝剣山(11:12) → 中岳(11:50) → 木曽駒ケ岳(12:17) → 宝剣山(13:29) → 三ノ沢分岐(14:14) → 極楽平(14:20) → 千畳敷駅(14:39)

はい、今年も恒例のアルプス遠征が始まりました。
まずはウォーミングアップ、高山病対策のために軽い山へ。2回目となる中央アルプスは木曽駒です。ちなみに前回は 2015 / 7 / 19 です。

平日だし始発バスでもなかったので、今回はそんなに混雑もなし。ロープウェイに乗って、あっという間に標高2600m。
でも天気がなー、微妙だなー。予報では回復するハズなんですが‥。

千畳敷に到着。うわー、やっぱりガスってるー。前回の二の舞か?
とにかく、レインウェアを着て出発します。

前回と同じルートで、八丁坂へ取り付き。登ってると、だんだんガスが晴れていくー。山頂へ着くころにはひょっとして‥。

時間稼ぎに、伊那前岳へ寄り道。写真は真っ白ですが、時折ガスが晴れる瞬間も。よしよし、いいぞ。

お次は宝剣山。
手前の岩場を攀じ登ってるうちに、青空が広がってましたー。きたーっ!やったー。やっほー!

中岳へ。すっかり快晴。暑くなってTシャツ1枚です。雲の間から、南アルプスの山々が見えます。

さー、山頂までもう一息。そういえば、全然高山病の症状が出ない。まさか、2週間前の富士山で高度順応が完了しているのか?

着いたーぃ。前回は天気悪かったですからねー。リベンジ達成です。

南アルプス方面。結構雲が多い。今回の遠征は、南アルプス南部を攻めようと思ってます。明日登る山は見えるかなー?

宝剣山に戻ってきました。千畳敷カールを上から眺める。知らなかったんですが、ここから三ノ沢岳方面へ向かい、千畳敷に下りる周回ルートあるとか。そりゃ行ってみるしかないでしょ。

三ノ沢分岐への下り。おー、この岩カッコイイね。こないだ新しく買ったカメラ、スマホと連動させてシャッターが切れる機能とか付いてるんです。セルフタイマーじゃ間に合わない、こんな写真も撮れちゃいます。

このルート、結構難易度高し。パンフレットに注意事項とかないから、初心者が迷いこんじゃわないか心配するわ。

ぐるっと回って極楽平から千畳敷へ下りてきました。
ホテル千畳敷が工事中で。鉄を切る音が響き渡ってるのが雰囲気を壊しちゃいますね。

今年はちょうど、駒ケ岳ロープウェイの開業50周年記念だとかで、しらび平に特設記念館が。歴代の制服とか写真が飾られてました。
駒ケ岳ロープウェイの萌えキャラ、葉山渓香さんだそうです。


  塩見岳小屋泊ピストン
 
日付 : 2017 / 08 / 30 - 31 ( 水 木 )
天気 : 1日目 : 曇のち晴(ガス)
2日目 : 晴(ガス)
目的地 : 塩見岳(3047m)
標高差 : 1400m
所在地 : 長野県伊那市・静岡県静岡市葵区  GPSログ
1日目 : 鳥倉ゲート(5:00) → 登山口(5:40) → 三伏峠(7:47) → 三伏山(8:01) → 本谷山(8:48) → 塩見小屋(10:23)
塩見小屋(10:39) → 天狗岩(11:10) → 西峰(11:36) → 東峰(11:41) → (山頂にて待機) → 塩見小屋(13:10)
2日目 : 塩見小屋(5:44) → 天狗岩(6:08) → 西峰(6:27) → 東峰(6:31) → 塩見小屋(7:26) → 本谷山(8:30) → 三伏峠(9:23) → 登山口(10:41) → 鳥倉ゲート(11:11)

< 1日目 >
南アルプス南部へ移動し、1発目は塩見岳。日帰りピストンするツワモノもいるようですが、今回は無理せず小屋泊で。
一般車が行けるのは、鳥倉林道の越路駐車場まで。50台駐車可、登山届ボックス・トイレ・水場あり(飲用不可と書いてましたが)

明るくなると同時にゲートを出発。鳥倉登山口までは林道歩きです。ゆるやかな登りになってて、早足で歩いてると結構汗ばみます。ウォーミングアップにちょうど良い。

40分で鳥倉登山口に到着。トイレあり。
1日2本のバスは、ゲートを越えてココまで来るらしい。結構広いスペースがあるなぁ。一般車、乗り入れさせてよー。

鳥倉登山口まで、自転車なら乗り入れ可能。デポしてる人もいますね。帰りは下り坂だから、ビューンと気持ちが良さそう。俺も持ってくればよかったなー。
鳥倉登山口の手前100mのみ未舗装路ですが、ママチャリでOKレベル。

さっそく取り付き。鳥倉ルートには、三伏峠まで、こんな看板があります。目安になりますね。

ルート唯一の水場。水量は少なめですが。「ほとけの清水」と書かれてます。
確かにありがたいです。冷たい水で、体力回復。

塩川ルート(通行止め)分岐を過ぎ、20分ほどで三伏峠に到着。塩見小屋にはテン場がないため、テン泊するなら三伏小屋になります。ハイシーズンには、すぐにいっぱいになるとか。

三伏山(2615m)。ガスガスで何も見えませんねー。晴れてれば、360度の展望。

本谷山を越え、2608mピーク辺りで、ガスが晴れてきました。おっ、あれが塩見岳かな。まだまだ遠いなー。

権右衛門沢源頭を過ぎた登り。ひーひー。
塩見新道分岐を過ぎれば、30分で小屋に着きます。

よっしゃー、小屋に到着。お世話になりますー。
1泊2食付き8500円(要予約)。今日は宿泊者が少なめでした。

塩見小屋は去年建て替えられ、リニューアルオープンしたばかり。まだ木の匂いが残る新しさ。良いねー。快適じゃー。

ひと休みしてから山頂アタック。なんかまたガスってて微妙ですがとりあえず行かなきゃでしょ。

結構な岩場。前穂レベルはあるんじゃなかろうか?落石注意。ヘルメット推奨。

小屋から1時間ほどで到着。案の定ガスガスです。ありゃりゃー。

時間はあるので、山頂で1時間ほど待ってみる。写真は東峰から西峰方面。これが比較的展望できた状態。これが限界だなー。

諦めて小屋に戻ってきました。
小屋の売店。山小屋にしては片付いてて雰囲気が良い。女性の管理人さんがテキパキ動いてて良い感じでした。

今日の夕ごはん。あれ?塩見小屋の夕飯はカレーだと聞いてたような?まぁいいか。ご飯とスープはおかわり自由です。

< 2日目 >
夜が明けて。すごい雲海。浮かんでるのは蝙蝠岳方面の稜線。山頂はガスの中だけど‥歩いてるうちに晴れてきそうな雰囲気。とにかく行ってみましょう。

山頂手前、天狗岩。後ろに見えるのは西峰。そう、晴れてます。ひゃっほー!

西峰に登ってきました。
‥あれ?さっきまで晴れてたのに、またガスってきました。早く、早く東峰まで行かなきゃ。

東峰に到着。うぉー、曇ってるじゃん。
つい5分前までは富士山まで見えてたよ、との情報。なにー!しまったー。のんびり朝ご飯食べてる場合じゃなかったー。

山頂の展望は諦めました。泣きながら小屋に戻って身支度整え、下山開始。荷が軽いこともあり、サクサク進みます。ここは本谷山。あいかわらず山頂付近はガスってますねー。

中央アルプスの展望が楽しめるという、のぞき岩。
でも今日は終日、西側の展望がありません。真っ白。

昨日、何も見えなかった三伏山。見えてるのは小河内岳方面の稜線。

40分の林道歩きを経て、ゲートまで戻ってきましたー。タイム的に、日帰りピストンも不可能ではないですね。なぜなら今回、高山病の症状が出ていません。すごい、俺。


  悪沢・赤石周回 ( 前編 )
 
日付 : 2017 / 09 / 01 - 03 ( 金 土 日 )
天気 : 1日目 : 晴
2日目 : 晴
3日目 : 晴
目的地 : 荒川岳
 千枚岳(2880m)
 丸山(3032m)
 悪沢岳・東岳(3141m)
 中岳(3083m)
 前岳(3068m)
赤石岳(3120m)
標高差 : 1400m
所在地 : 静岡県静岡市葵区・長野県下伊那郡大鹿村  GPSログ
1日目 : 椹島(8:00) → 鉄塔下(8:57) → 小石下(9:42) → 清水平(10:39) → 見晴台(11:25) → 駒鳥池(12:33) → 千枚小屋(13:08)
2日目 : 千枚小屋(5:25) → 千枚岳(6:00) → 東岳(6:59) → 中岳(8:03) → 前岳(8:16) → 荒川小屋(9:13) → 大聖寺平(10:01) → 小赤石の肩(10:47) → 小赤石岳(11:14) → 赤石岳(11:41) → 赤石小屋(14:00)
3日目 : 赤石小屋(5:27) → ボッカ返し取付(6:00) → 樺段(6:54) → 椹島(8:21)

< 1日目 >
今回は、悪沢・赤石の周回。
拠点となる椹島へは、自家用車では行けません。車は畑薙第一ダムの夏季臨時駐車場に停め、東海フォレストのバスに乗り換えます。
150台は停められる臨時駐車場。登山届ボックス・仮設トイレ・水場完備。市街地から遠いため、前日に来て車中泊するのが一般的。

東海フォレストのバス。始発は7:30。今日は人が多いため臨時バスが運行。ちょっと早め、6:45に出発しました。
椹島まではバスで約1時間。この道がまぁ、超悪路。デコボコの未舗装路。お尻が浮くほど跳ねます跳ねます。車高の高いマイクロバスが、底を擦りながら進んで行きます。こりゃ一般車じゃダメね。
ちなみに歩いて行くのはOK。ダム→椹島まで5時間ぐらいみたいです。

椹島はまさに登山基地。200人収容のロッジ、キャンプ場、売店、コインロッカー。キレイなトイレと炊事場。入浴も出来るみたいです。登山じゃなくても、避暑地バカンスもいいですね。難点はドコモの電波が入らないこと。珍しくソフトバンクはOKみたいです。
さー、準備を整えいざ入山。今日の宿、千枚小屋へ向けて出発です。

岩頭見晴より。木々の間から荒川三山が見えますが、なんか山頂の方はガスってますねー。

小石下(1586m)のベンチでひと休み。いやー、今日は天気が良くなったねー。暑いわー。
この山域は、東海フォレストの社有林になってます。そのおかげが、すごく整備されてて歩きやすい。案内看板もたくさんあり、迷う心配もありません。

見晴台。ずっと樹林帯の中のコース、唯一の好展望地。でも、ガスってるんだな、これが。まー、展望は明日以降の楽しみにとっておきましょう。

さぁ、もうひと踏ん張り。結構な急坂なんです。

千枚小屋、着きましたー。県営の、すごくキレイな小屋です。小屋前のテーブルでは、みんなもうビール飲んで盛り上がってます。富士山が正面に見える特等席。
素泊まり5500円 + 寝具500円 + トイレ100円 = 計6100円。この辺の山小屋は、素泊まりだと寝具は別料金になるのが主流(自分でマット・シュラフを用意すれば、お金はかかりません)
俺は迷った結果、持ってきませんでした。500円ぐらいなら借りればいいやー、って思った次第です。

こちらは素泊まり棟の百枚小屋。本館に比べると劣るけど、まぁキレイな避難小屋レベル。
素泊まりでも寝具を小屋で借りる場合は本館に泊まれるみたいです。が、俺はあえて百枚小屋の方をチョイス。こっちは小屋内で自炊が出来るのが利点。
でも、これは後で後悔。レンタルのシュラフがペラペラ。夜、寒くて何度も目が覚めました。やっぱり、ストーブのある本館にしとけば良かったなー。


  悪沢・赤石周回 ( 後編 )
 
長くなったので分けました。前編はコチラ

< 2日目 >
夜の間降ってたようですが、朝には上がってました。小屋からは富士山も見えますね。
上にも書きましたがレンタルの寝袋がペラペラで。あー、寒かった。やっぱ自分のシュラフを持ってくるべきでしたね。
ささっと朝食を済ませ、5時半出発。今日は周回ルートのメインディッシュ、悪沢・赤石の縦走です。

出発していきなり登ります。30分で千枚岳。富士山バックに写ります。北側には、一昨日登った塩見岳も見えます。

千枚岳から丸山への道は岩稜となってます。ハシゴ場・細尾根。滑落注意。

荒川東岳(悪沢岳)登頂。南アルプス南部の最高峰です。
360度の眺望。北岳・千丈・甲斐駒と、南アルプスの主役たちが迎えてくれます。中央・北アルプスも雲の上に浮かんでますねー。

雲海の中から太陽が顔を出し、だんだんと暑くなってきました。
中・前岳方面への下り。荒川三山というくくりの割に、標高差250mの鞍部。この登り返しはツラいわなー。

中岳に到着。登り返しはツラかったですが、展望の岩尾根は素晴しかったです。この稜線、楽しい。

続いて前岳。中岳から5分もかかりません。これから登る赤石岳が、どーんです。迫力。

荒川小屋へ向け、カール地形を下って行きます。結構ザレてて滑ります。逆回りだとキツイ登りになりますね。
それにしても、この稜線は美しい。

荒川小屋が見えてきました。結構下ったところにあるのね。奥に見えるのは赤石岳。でっかいなー。
お花畑近くにある水場は、涸れてました。

荒川小屋になる、コースタイム確認表。コレ、面白いし、わかりやすいですね。
ちなみに俺は、5時半に千枚を出発、現在9時だから‥。緑ゾーン。順調ですね。水を補給してから行きましょう。
←写真、クリックで拡大します。

大聖寺平までのトラバース道。振り返って悪沢岳を眺める。いやー、美しい山だなー。雄大。

小赤石の肩から赤石岳方面を眺める。大聖寺平からの登りはなかなかハードでした。

小赤石岳。ここまで来れば、もう少し。

赤石岳。避難小屋もあり、広い山頂。聖岳方面に縦走路が続いてます。いやー、今日は天気が最高だったなー。あとは斜面を下り山小屋を目指すだけ。

椹島下降点より赤石小屋へ。この下りは急ですねー。大倉尾根が急坂なのは有名みたいですが。いやー、こりゃヒザにくるわ。

赤石小屋に到着。今日は素泊まりで本館に宿泊。素泊まり棟の方には寝具が置いてないらしく、寝具レンタル=本館になるみたいです。
ちなみに赤石小屋の素泊まり棟は、自炊不可。専用の自炊場もありませんので、外で自炊することになります。

< 3日目 >
今日は下山の日。下山するだけにはもったいないぐらい天気が良いなー。小屋から見る朝焼け。美しい。
早朝、小屋前のテーブルは夜露が凍ってバリバリなんで、軒先で自炊。そんなに急ぐ理由もないんですが、いつも通り5時半出発。

朝日を浴びながらの下山。あいかわらずの急坂が続きます。
この周回ルート、どちら回りが良いか?みたいな話になることが多いみたいですが。この急坂を登りに使うか、下りに使うか、難しいところ。個人的には、反時計回りで良かったと思ってます。

ゴール直前、樺段を過ぎてからの斜度はヤバい。急斜面。

ゴール!いやー、楽しい3日間でした。

椹島 → 畑薙第一ダムのバス、この時期は1日3本。6:15、10:30、14:00発です。次のバスまで2時間以上。登山基地でのんびりします。着替えを持ってれば、入浴するのもアリ。
到着したら、事務所でバスの整理券を受け取っておきましょう。番号順にバスに乗ることになります。