日付 : | 2015 / 06 / 12 〜 13 |
天気 : | 1日目 : 晴 2日目 : 晴のち曇 |
目的地 : | 石鎚山 前社ヶ森(1592m) 弥山(1974m) 天狗岳(1982m) 南尖峰(1982m) 伊吹山(1502m) 子持権現山(1677m) 瓶ヶ森 男山(1838m) 女山(1897m) |
標高差 : | 1600m |
所在地 : | 愛媛県西条市・久万高原町 GPSログ |
1日目 : | 山頂成就駅(9:09) → 石鎚神社中宮成就社(9:38) → 前社ヶ森(10:43) → 一の鎖(11:21) → 二の鎖(11:41) → 三の鎖(11:54) → 弥山・奥宮頂上社(12:07) → 天狗岳(12:19) → 南尖峰(12:23) → 弥山(12:54) → 土小屋分岐(13:17) → 国民宿舎石鎚(14:30) |
2日目 : | 国民宿舎石鎚(7:18) → よさこい峠(8:17) → 伊吹山(8:38) → シラサ峠(8:54) → 子持権現山(9:52) → 瓶ヶ森登山口(10:18) → 男山(10:45) → 瓶ヶ森(10:56) → 白石小屋(11:26) → 瓶壺(11:33) → 鳥越(12:11) → 常住(12:39) → 名古瀬登山口(13:12) → 西之川(13:41) → 山麓下谷駅(13:49) |
四国遠征、最後の山行となりました。あっという間の1週間ですね。2度目となる西日本最高峰・石鎚山です。ちなみに前回は、2013 / 10 / 31 。今回はせっかくなので、お隣の瓶ヶ森まで縦走。1泊2日の計画です。
スタートは前回同様ロープウェイで山頂成就駅へ。天気も上々。張り切ってスタート。やっぱり鎖場は楽しい。前回、工事中で登れなかった三の鎖も、今回はしっかりと登ってきました。ただでさえ階段が多い登山道ですが、前にも増してさらに階段箇所が増えてます。着々と整備が進んでるようです。二ノ鎖手前の小屋が立て替えられていますね。まだ新築の木の匂いがする、とってもキレイな休憩所&トイレ。
のんびり歩いて3時間で弥山到着。一休みしてから天狗岳を目指します。日差しが結構ジリジリきますが、冷たい風が吹いてて気持ちいい。岩の上にゴロンとなってのんびり。
下山は土小屋分岐から東へ。予約してある国民宿舎へ向かいます。土小屋ルートは初心者コースだけあって歩きやすい。危険個所もなく平坦で、所々にベンチのある休憩所。まさにハイキングルート。距離は長いものの、まったく疲れません。
本日の宿、国民宿舎石鎚は、土小屋登山口のそば。登山客やバイクツーリングの人達で人気の宿のようです。今日は梅雨時期の平日というわけで、俺を含めて3人しか客がいないようでしたが、おかげでのんびりできました。風呂で汗を流した後は、浴衣に着替えて豪華な夕飯と冷たいビール。ずっと車中泊が続いてたんで、布団でゆっくり眠れるのも幸せです。宿のおばちゃんも親切で、なんといっても昭和の香りがするこの雰囲気がいいですね。ほんといい宿でした。また機会があれば来たいものです。
さぁ2日目。のんびりと朝ご飯を食べてから出発。まずは伊吹山へ向かいます。白石ロッジの脇から登山道に入り、瓶ヶ森林道に並行して歩きます。この登山道、マーキングがほとんどありません。踏み跡も所々不明瞭。すぐそばに林道が走ってるので迷うことはないですが、草が生い茂る季節は素直に林道を歩くのもアリかな。よさこい峠からは林道を離れ、伊吹山を経由、シラサ峠まで結構歩いたつもりですが2時間も経ってません。ほとんど平坦な道でしたから。
さて、ここからが本番。いよいよ瓶ヶ森へ取り付きます。途中、子持権現山へ寄り道。すごく特徴的な山容で、石鎚に登ってる時からずっと見えてました。周囲が絶壁の急峻な岩峰で、登る人のために鎖かかけられています。この鎖場がヤバイ。石鎚山の鎖場なんか比べ物になりません。岩が濡れてて滑るし、こりゃツライ。後半は足の掛け場もなく、腕力だけで登る箇所も。登頂した時には腕がパンパンです。ちなみに迂回路がないため、帰りの体力も残しておく必要があります。注意。
さて、気を取りなおして瓶ヶ森。林道沿いの瓶ヶ森登山口からは、30分で登頂できます。山頂は人でいっぱい。そうか今日は土曜日なんですね。山頂で昼ご飯を食べてると、だんだん雲が出てきました。よし、そろそろ下山かな。車はロープウェイの駐車場に置いてるので、そちらへ向かいます。
さぁどのルートで帰るべきか。台ヶ森を経由する東之川コースと、名古瀬登山口へ下りる西之川コース。宿のおばちゃん情報で、メインルートの西之川コースは、2年ぐらい前から崩落で危険道になってるとか。でも、水場を経由したい関係で、西之川ルートを選択しました。瓶壺で水を補給。今日は暑くて水を消費します。
最初の下り(釜床谷)のルンゼ地帯は確かにちょっと危険箇所。落石注意ですね。でもそれを過ぎれば問題なし。むしろ人の行き来が多い道なんでしょうね、踏み跡もしっかりしてるし、看板も多くよく整備されています。
鳥越の岩から直接 子持権現山へ抜けるルートがあるらしいですね。かなり危険ルートらしいですが、ちょっと気になりますねー。それにしてもこの西之川ルート、なんかすごくヘビをよく見ます。結構大きいやつ。なんかイヤだなー。マムシとかじゃなきゃいいけど‥。
名古瀬登山口で林道に出ると、そこからは1時間の車道歩き。加茂川に沿ってテクテクひたすら歩きます。いやー、よく歩きました。これにて四国遠征終了です。
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