山行記録

2012年 その5
富士山の登山道


2012 / 09 / 09 マイナー山めぐり

2012 / 09 / 15 紅葉前の三俣山

2012 / 09 / 21 爆撃

2012 / 10 / 06 - 07 リベンジ!100キロウォーク

2012 / 10 / 20 満員御礼、紅葉の大船山

2012 / 10 / 21 第二回 登山部!

2012 / 11 / 03 初冬の黒岳


  マイナー山めぐり
 
日付 : 2012 / 09 / 09
天気 : 
目的地 : 立中山(1464m)
白口岳(1720m)
鳴子山(1643m)
稲星山(1774m)
中岳(1791m)
天狗ヶ城(1780m)
所在地 : 大分県竹田市
メンバー : 1人
コース : 大曲(7:35) → すがもり小屋(8:18) → 法華院山荘(8:58) → 鉾立峠(9:40) → 立中山(9:58) → 白口岳(11:03) → 鳴子山(11:47) → 稲星山(12:24) → 中岳(13:02) → 天狗ヶ城(13:22) → 久住分れ(13:46) → すがもり小屋 → 大曲(15:02)
富士山以来、3週間ぶりの山行。最近、ボルダリングの方ばっかりだったんで。
今日は法華院山荘 → 中岳直登ルートを行ってみようと計画してたんですが、なんか通行止めになってます。7月の大雨で登山道が流された、とか書いてます。残念。ちょっと予定変更。今まで行ったことのないマイナーな山を巡ることにしました。
立中山の山頂には、なぜかドラム缶が1つ、ぽつんと置いてあります。なんなんでしょう?
鳴子山への登山道は、かなりマイナー。人気ないなー。草が生い茂ってて大変でした。

うむ。いい天気。

法華院に、謎のオブジェが‥。

鉾立峠。今日の1枚。

立中山。後ろは大船。

鳴子山。山頂標が壊れてる。

本日の硫黄山。もくもく。

  紅葉前の三俣山
 
日付 : 2012 / 09 / 15
天気 : 晴のち曇
目的地 : 三俣山
 西峰(1678m)
 W峰(1690m)
 南峰(1743m)
 本峰(1744m)
 北峰(1690m)
指山(1449m)
所在地 : 大分県竹田市
メンバー : 1人
コース : 長者原(7:29) → すがもり小屋(8:39) → 西峰(9:07) → W峰(9:24) → 南峰(9:37) → 本峰(10:02) → 北峰(10:27) → お鉢周り → 南峰(11:10) → 坊がつる(12:23) → 雨ヶ池 → 指山(14:25) → 長者原(15:20)
せっかくの3連休ですが、明日以降は天気が崩れる模様。密かに祖母山への遠征を企画してたんですが断念。普通に日帰り登山です。
今日は三俣へ。というのも、前々から探してるんですが、坊がつる → 三俣山南峰コースの入り口がわからなくて。調査のため、逆に山頂から下ってみることにしました。お鉢を周って、一通り楽しんだ後、南峰から下山開始。噂通りの急斜面です。これ、登りだったら大変だったな。でも、いつか挑戦したいもんです。
‥で、1時間後。なるほどー、ココに出るのね。キャンプ場から舗装路に出た所にある、坊がつるの説明看板を背に、藪の中が入口です(写真の、赤い矢印)よく見れば、小さなケルンがあります。よーし、覚えたぞー。
雨ヶ池経由で帰る途中、指山へ寄り道。何気に標高差があるため大変でした。苦労した割に、景色ビミョーでした。
ちなみに。三俣小鍋 − 雨ヶ池ルート、三俣北峰 − 指山ルートは、崩落のため通行禁止となっています。

九重の大吊橋も見えます。

西峰。楽しそうですね

本峰。今からお鉢周るぜー。

北峰。紅葉はまだまだ。

南峰入口。ケルンあります。

指山。何気に険しかった。

  爆撃
 
日付 : 2012 / 09 / 21
天気 : 
目的地 : 鞍ヶ戸(1334m)
鶴見山(1374m)
南平台(1216m)
所在地 : 大分県別府市・由布市
メンバー : 1人
コース : 由布岳正面登山口(6:41) → 日向岳自然観察路 → 日向越 → 猪之瀬戸(8:05) → 鶴見岳西登山道 → 馬の背(9:14) → 鞍ヶ戸(9:49) → 鶴見岳(10:37) → 南平台(11:36) → (往復) → 正面登山口(13:53)
鶴見山。今回は、西側から登ってみようと思ったんですが。あれ?猪之瀬戸の登山口に、車を停めるスペースがない。仕方がないので、由布岳の正面登山口に駐車して、歩いて猪之瀬戸へ向かいます。スタート地点までに、往復3時間‥ツライ。
気を取り直して、鶴見山の西登山道へ。いい感じに整備された登山道。サクサクと登れます。あちこちに看板も出てて、迷う心配もありません。あっという間に、馬の背へ。鶴見山頂から塚原を越えて伽藍岳まで縦走コースになっているようです。このコースは面白そう。日を改めて挑戦したいですなー。
とりあえず今日は、鞍ヶ戸まで。‥と、事件はココで起きました。
鞍ヶ戸の第2ピーク、なぜか山頂に、ペンキのような緑色の液体が撒かれてます。なんだこれは?と思いながらも、尾根沿いを歩いていると、塚原方面から1台のヘリが。
どんどんこちらに近づいてきます。俺に向かってきているようです。もう、真正面です。うわー、衝突する!と思った瞬間、ヘリは急上昇。と同時に、ヘリに吊るされたドラム缶の底がパカッと開いて、液体がザーっと降ってきました。さっき山頂で見た、緑の液体です。大慌てで逃げたんですが、思いっきり浴びました。うぎゃー!
おいおいおい、今の絶対ワザとだろ?狙ったろ?20メートルぐらいまで接近してたじゃん。パイロットと目が合ったじゃん(サングラスかけてたから、目が合ったかどうかは わからんけど)
まぁ確かに、今日に限って俺、黒いTシャツだったけど。でも、尾根沿いの比較的目立つ場所に立ってたし。投下地点を確認した時、ド真ん中に立ってた俺に気付かないわけがない。絶対ワザとだ! きー!
どうやら、何度も往復しながら、尾根沿いに液体を撒いているようです。うーん、登山口にそんな予告看板はなかったけどなー。マイナーな登山口から登ったからかなー?
てゆうか、この液体は何?有害物質じゃないだろうな?皮膚とか、大丈夫なのか?(まぁ山に撒いてるから、有害ではないだろうけど)
なんか、すっかりテンション下がりました。ちくしょー。次来たら石でも投げてやろうと思ってたんですが、それ以降こっちには近づいてきません。散布場所を、塚原方面の山に切り替えたようです。‥やっぱり俺に気付いてたんだ。だから散布場所を変更したんだ‥。くそー!なんか、トラウマになりそうだ。
そんな感じで、テンション下がったまま鶴見山。ついでに南平台へも寄り道して帰ったとさ。

※帰宅後、いろいろ調べたんですが、緑の液体の正体はわからず。俺の予想では、種子と肥料じゃないかと。なんか、白いツブツブが混じってたし。もしわかる人がいたら、連絡ください。

登山口から由布山。

猪之瀬戸。ここから本番。

西の窪。看板いっぱい。親切。

鞍ヶ戸から由布山。美しー。

鞍ヶ戸。ヘリ警戒中。

問題のヘリ。

鶴見岳山頂。観光客いっぱい。

南平台。


  リベンジ!100キロウォーク
 
日付 : 2011 / 10 / 06 〜 07
天気 : 1日目 : 曇
2日目 : 晴
所在地 : 福岡県行橋市 〜 大分県別府市
メンバー : 2人(3972人か?)
コース : 行橋市正八幡宮(12:36) → 中津CP(19:35) → 宇佐CP(1:12) → 日出CP(7:20) → 別府市的ヶ浜公園(11:21)
歩行距離 : 100.7Km ( 完歩! )
順位 : 1677位(参加者:3972人 完歩者:2885人)
時間 : 22時間45分38秒
「第14回 行橋〜別府100キロウォーク」の参加記録です。去年は無念の途中リタイヤでした(去年の記録はコチラ
その反省を活かし、今年はいくつかの対策を考え挑みました。何かの参考までに、書いておきましょう。
1.靴
 去年、完歩できなかった最大の原因は、足の裏の痛さ。50kmを越えた辺りから、地面に足を着くたびに激痛が。運動靴なので ある程度のクッションはあるにせよ、100キロの道のりは遠い。対策として今回、靴の中に厚手の中敷きを敷きました。
2.マッサージ
 小休止の度に、足を自分でマッサージしてたんですが、これが良くなかったことが判明。素人が揉んだり叩いたりすると、筋肉の組織が壊れるとかなんとか。軽く揺する、または冷却するのが正しいらしいです。
3、歩き方
 もともと腰痛持ちなんですが、去年のリタイヤ直前、めちゃめちゃ痛くなって。調べると、やはり重要なのは歩く姿勢。特に俺の場合、ガニ股なんで腰に負担がかかりやすいとか。気をつけて歩くよう心がけました。
4、薬
 まぁどんなに気をつけても、痛くならないわけがない。今年はロキソニン(痛み止め)飲みまくりました。正直今回、これがいちばん効果的な対策だった気が。医学はスゲーです。
5、休憩時間
 去年の反省として、休憩のしすぎが挙げられます。夕飯で30分、チェックポイントで10分、とか休憩してました。休憩後の歩き始めが辛いんですよ。ほんと、足が動かない。今年は、基本的に止まらない。トイレとか食料調達があったとしても、「3分以内には出発する」を目標にしました。
6、音楽
 真夜中の、コンビニが少ない区間とか、景色が変わらないせいか、非常に長く感じます。そんな時のために、プレーヤーとイヤホンを持参。ノリノリで歩きます。ファンモンとか、いきものがかりとか。
7、気合い
 去年、気合いが入ってなかったわけじゃありませんけど。まぁ、経験として体力だけじゃダメだということも学びました。やっぱ気力ですよ。日本人らしく精神論で乗りきろうと。

こんな感じで、2度目の挑戦。1日目の天気は曇り。ウォーキングには最高の天気です。受付でゼッケンをもらい、開会式を終え、12:00スタート。年々参加者が増え続け、ますます大きな大会となってます。早目に並んでたおかげで、今年も12:35にはスタートゲートをくぐれました。
前半は気持ち的にも余裕です。実は先月(9 / 22)に、練習がてら大分市内を40kmほど歩きました。その時の感覚を思い出しながら進みます。中津チェックポイント(36km)に着いた時も、去年より余裕があります。休むとキツくなるので、ここでもノンストップです。
やっと半分、50kmを越えた辺りから、足が悲鳴をあげてきます。痛み止めと湿布を貼りまくりです。
去年リタイヤした宇佐チェックポイント(61km)。足は痛いけど、まだまだ歩けそうです。とりあえず去年の記録は越えたんで、この先でリタイヤしても格好はつく‥かな?
この辺りから、今まで平坦だった市街地から峠道に入っていきます。音楽で気を紛らわせ、ヒーヒー言いながら歩きます。
本格的にヤバイと思ったのは、70kmあたりから。どんどん周りの人に追い抜かれていきます。タイムアタックではないので抜かれても構わないんですが、どんどんスピードが落ちて、ゴールまで辿り着けなくなるのが心配です。泣きそうになりながら歩きます。リタイヤの危機。
正直、「リタイヤ = 来年も挑戦決定」じゃないですか。もう歩きたくない。でもリタイヤできない。今年で終わらせて100キロから卒業したい、の気持ちだけでした(イヤなら参加するなよ、って感じですけどね)
七曲り峠出口(81km)あたりで、空が明るくなってきました。明るくなっただけで、すこし気分が楽になります。ゴールは近いぞ‥と言いつつ、残り20km。まだ20kmもあるのか。長いなー。ここまで来たら、根性ですね。ちくしょー。
ラスト10km。死にそうです。別府の市街に入って、みんなが沿道で応援してくれるのが嬉しいです。やっと歩いてる状態で、応援の声に応えられないのが悔しいです。最後の5kmは、ほんとスローペース。もうフラフラです。たぶん、押したら倒れます。
そして‥やっとゴールしました。記録は、22時間45分38秒。立派な賞状と、完歩バッチをもらいました。やりました!やってやりました。いやー、やったー、良かった。何が良いって、来年は歩かなくて良いってのが嬉しいですね(そんなこと言ってて、来年も挑戦してたりして‥)こんな感じで、無事100kmウォーク、リベンジ達成です!

行橋まではソニックで。

開会式前。大混雑。

リベンジに燃えてます。

さぁ、スタートだー。

20km付近。まだ余裕。

36km中津CP。梅干しウメー!

52km付近。足がイタイ…。

ジョイフルのスープ。温まるー。

60km。去年よりも良いペース

76km。ぜんざい、美味い。

85km赤松峠。朝日が眩しい。

あと5km。名物おじさんと。

あと1km。もうヘロヘロ。

よっしゃ、ゴールだー!

完歩章ゲット。もう立てない。

  満員御礼、紅葉の大船山
 
日付 : 2012 / 10 / 20
天気 : 
目的地 : 大船山(1786m)
北大船山(1706m)
所在地 : 大分県竹田市
メンバー : 1人
コース : ※ また途中でGPSが切れてました。オレンジの線は手書きです。
長者原登山口(9:01) → 雨ヶ池(9:59) → 坊がつる(10:35) → 段原(11:40) → 大船山(12:19) → 北大船山(12:46) → 坊がつる(13:57) → 法華院山荘(14:07) → すがもり小屋(15:29) → 長者原登山口(16:29)
やっと100キロウォークの疲れもとれました。すっかり季節は秋ですね。紅葉の大船へ行ってきました。前日が飲み会だったせいで、登山口に着いたのは遅めの9時。既に駐車場はいっぱいです。やっと車を停めて、気合を入れ出発。今日はロングコースです。
雨ヶ池から見る三俣山の北峰が美しい。秋ですなー。それにして人が多い。坊がつる → 段原は、10m毎に人とすれ違う状態。いやー、ペースが乱れます。段原から山頂を見上げると、登山道に人が溢れかえってます。山頂は諦めようかなー、とも思ったんですが、せっかくここまで来たんで、人にもまれながら行ってきました。
帰路は、すがもりコースから。法華院 → すがもり小屋まで1時間半かかってるのは、仲間とはぐれた迷子のおばちゃんと一緒に歩いたためです。すがもり小屋まで送り届けて、お礼にあんこ餅を頂きました。いやー、無事帰れたでしょうかね?

長者原。9時で既に満車。

雨ヶ池付近。真っ赤ですな。

段原。混雑してますなー。

北大船を見下ろす。

大船山頂。すげー人・人・人。

山頂から御池方面。

北大船。こっちは空いてる。

すっかり秋だなー。

三俣もいいですね。

  第二回 登山部!
 
日付 : 2012 / 10 / 21
天気 : 
目的地 : 三俣山
 西峰(1678m)
 本峰(1744m)
所在地 : 大分県竹田市
メンバー : 4人
コース : 長者原登山口(8:48) → すがもり小屋(10:31) → 西峰(11:18) → 本峰(11:49) → (往復) → 長者原登山口(16:01)
2年前の秋に結成した登山部。すっかり忘れられてたサークル活動、ここにきて2回目の活動となりました。メンバーは4人。俺以外は全員女子です。今が紅葉のピーク、三俣山へ挑戦します。
昨日に引き続き、今日も人が多いです。登山道も山頂も大混雑。天気も景色もサイコーですからね。
西峰を経て本峰へ。ここから見る北峰の紅葉は圧巻です。遠くは阿蘇山・由布岳まで見えます。美しいなー。
みんなでお弁当食べて、おやつ食べて、いっぱい喋って。今回の登山部、なんだか女子会みたいです。
今回のコース、初登山の人はちょっとハードだったか?とも思ったんですが、みんな最後まで元気いっぱいでした。下山後はソフトクリーム食べて足湯入って。家に戻ってから、みんなで今シーズン初となる鍋会を開催。最後まで女子会的な山登りでした。

登山口。やる気満々

女3人、よく喋ります。

この登りはハード。

西峰ピーク。達成感。

本峰。景色サイコー。

豪華な弁当。すげー。

そして昼寝。‥本気寝?

大鍋の中も人がいます。

真っ赤ですね。

すがもり下山中。

無事帰還。やったぜ。

足湯。疲れがとれます。

  初冬の黒岳
 
日付 : 2012 / 11 / 03
天気 : 晴時々曇
目的地 : 黒岳
 前岳(1334m)
 高塚山(1587m)
 天狗岩(1550m)
所在地 : 大分県由布市・竹田市
メンバー : 1人
コース : 白水鉱泉・黒嶽荘(6:46) → 前岳(8:09) → 高塚山(10:08) → 天狗岩(11:10) → 風穴(12:14) → 上峠(13:23) → 雨堤(13:41) → 黒嶽荘(13:58)
半年ぶりに、黒岳へ登ってきました。縦走コースです。
いやー、寒くなってきましたね。霜が降りてます。もうすっかり冬。個人的には冬山登山の方が好きなんで、良い季節になってきたって感じです。
そして今回、バーナー持参で入山。今シーズン初。高塚山頂で、ラーメン食べてコーヒー淹れました。うーん、これまた冬って感じ。美味いなー。
高塚から風穴までの間、めちゃめちゃ人が多かったです。天狗岩では休憩する場所がないほど。男池コース、大人気ですね。逆に、雨堤コースは誰一人すれ違うことなく。うーん、不人気コース‥。その雨堤コース、道がわかりにくくて迷いやすい、との情報も聞いてたんですが。しっかりマーキング(赤テープ)があって、わかりやすかったです。今の季節、落ち葉が積もってるんで、踏み跡はよくわかりません。

そういえば。男池〜上台ウツシ間の、クボ新道( 詳細は、2012 / 4 / 17 )が、閉鎖されてました。伐採木が積まれています。便利な道だったのに、なぜ廃止されたんでしょう?

※ 追記:クボ新道、自然保護や国有林の開拓等、いろいろ賛否両論あったらしく、2012年5月に閉鎖されたそうです。正直、残念なところもありますが、納得できる部分もあります。うーん、複雑な感じですね。

登山口の黒嶽荘。猛犬います。

朝日を浴びる花牟礼山。

前岳。霜が降りてます。

彼方の三俣。美しーっ!

天狗岩。落ちそう。怖い。

混雑の風穴。ガヤガヤ。