山行記録

 


2016 / 02 / 02 ( 午後 ) 遠征最後の山

2016 / 02 / 09 初春、由布岳

2016 / 02 / 28 今シーズン最後の雪山かな

2016 / 03 / 03 リベンジ、福岡遠征

2016 / 03 / 04 福岡人気ナンバー1

2016 / 03 / 05 楽しい岩登り、鷹ノ巣

2016 / 04 / 29 久住山、異常なし

2016 / 05 / 05 熊本地震の影響は


  遠征最後の山
 
日付 : 2016 / 02 / 02 ( 火 ) 午後
天気 : 曇のち雪(山頂ガス)
目的地 : 福智山(900m)
標高差 : 750m
所在地 : 福岡県北九州市・直方市・田川郡福智町  GPSログ
コース : 上野峡入口(11:11) → 登山道取付(11:18) → 白糸の滝(11:22) → 林道出会(11:51) → 福智山(12:39) → 上野越(13:16) → 上野峡(13:53)
本日2山目。天気はいまいち良くなりませんが、福智山へ登ります。登山口は上野(あがの)峡から。白糸の滝を経由し、八丁ルートの急坂に取り付きます。林道出合い辺りからさらに急になり、こりゃあ大変。ひーひー言いながら30分ほど喘ぐと、斜面は緩やかに。やがて広い稜線に出ると、その先に山頂が見えてきます。
山頂は強風。おまけに雪が降ってきました。ありゃりゃ、さっきまで青空も見えてたんですが。今回の遠征、天気予報がちっとも当たりません。どうなってるんだ?
吹雪の中、休憩もそこそこにすぐに下山開始。帰りは谷沿いの上野越コース。こちらのルートは九州自然歩道にもなってるらしく、道幅広く歩きやすい。ただし谷筋のコースとなるので展望は良くないですね。
雪はどんどん強くなり、上野越を過ぎると本降りに。景色を楽しむ余裕もなく、急ぎ足で下りてきました。

※ 残念ながら、今回の福岡遠征はここで終了。次の日も天候回復せず、泣く泣く大分へ帰還しました。

登山口には立派なトイレ。

白糸の滝。落差25m。

展望ポイントから。

八丁ルートの急坂。

稜線から山頂。もう少し。

着くと同時に雪がー。

  初春、由布岳
 
日付 : 2016 / 02 / 09 ( 火 )
天気 : 
目的地 : 由布岳
 東峰(1583m)
 西峰(1584m)
標高差 : 800m
所在地 : 大分県由布市  GPSログ
コース : 正面登山口(9:28) → マタエ(10:49) → 東峰(11:03) → 西峰(11:29) → 正面登山口(13:03)
少しずつ春の気配か。まだ残雪残る由布岳へ。
今日は下界でも風が強かったですね。山の上はなおさら。時折、体を持っていかれるほどの突風。不安定な岩場では要注意。マタエを越えるとまだまだ雪が多い。でもアイゼンは着けなくても登れました。
この雪も、今週いっぱいまでかなぁ。

登山口トイレ、まもなく完成。

天気がいいぞい。

鎖場は残雪なし。

東峰。風が強い。

西峰。日差しが眩しい。

温度計がついてる。−2度。

  今シーズン最後の雪山かな
 
日付 : 2016 / 02 / 28 ( 日 )
天気 : 
目的地 : 大船山(1786m)
標高差 : 750m
所在地 : 大分県竹田市  GPSログ
コース : 長者原(9:04) → すがもり越(10:10) → 法華院山荘(10:45) → 坊がつる(10:54) → 段原(11:52) → 大船山(12:07) → 坊がつる(13:24) → 雨ヶ池(14:02) → 長者原(14:51)
久しぶりの長者原から大船山。春の気配全開のぽかぽか陽気。日曜日とあって、登山客もいっぱいです。
雨ヶ池 → すがもりコースで周回することが多いんですが、今日は珍しく逆回り。もくもく噴煙の硫黄山を正面に眺めながら、すがもり越へと取り付きます。
硫黄山近くの稜線に、なにやら作業員らしき人が集まってます。ヘリが何度も往復し、なにやら荷物を運んでますね。何事でしょう?先週、硫黄山の噴火活動が活発化してるとニュースでやってました。その関係ですかね?そういえば心なしか噴煙がいつもより多い気が‥いや、気のせいかな?
2月も下旬ですが、結構雪が残ってます。段原より上は特に。例のごとくアイゼンを忘れてきたので下りは大変。慎重に歩いたものの、一度思いっきり転倒。腕を強打。痛い。

硫黄山。噴火警戒中。

稜線に作業者。物々しい。

大船5合目。気持ちいいなー。

段原過ぎて。結構な積雪。

着いたー。1年ぶり大船。

御池は凍ってます。

  リベンジ、福岡遠征
 
日付 : 2016 / 03 / 03 ( 木 )
天気 : 
目的地 : 古処山(860m)
標高差 : 700m
所在地 : 福岡県朝倉市・嘉麻市  GPSログ
コース : 秋月登山口(10:21) → 林道終点(10:55) → 紅葉谷分岐(11:03) → 水船(11:18) → 縦走路出合(11:33) → 奥ノ院(11:45) → 古処山(12:03) → 遊人の杜分岐(12:33) → 林道出合(12:50) → 国道出合(13:01) → だんご庵(13:38) → 登山口(13:49)
先月の福岡遠征、雨のため中途半端な感じで終わってたんで、その続き。改めて行ってまいりました。
初日は古処山。秋月の登山口に車を停め、九州自然歩道を歩きます。この道、地図には「崩落のため当分の間通行止め(2011年)」とありましたが、今は通れるようになってるみたいです。
5合目で古処林道と合流。登りも斜度が増し、いよいよ本番。道が石畳になってて歩きやすいです。
水船(水場)を過ぎた分岐は右へ。ちょっと遠回りになりますが、景色の良さげな縦走路を歩こうと。
途中に立ち寄った、大将隠れ・奥ノ院は、石灰石の岩場。奇異な岩々が並びなかなかの見応え。ツルツルの岩で表面が凍ってます。転倒注意。
山頂からの展望も素晴らしい。遠く九重連山まで眺めることができました。天気も良く気持ちがいいですねー。
下山は八丁ルートから。なだらかで歩きやすい道。こりゃあいい。途中で合流した地元のおじさんらと、喋りながらのお散歩下山。いろいろとガイドしてもらい、ありがとうございました。日差しも強く、はやくも初夏の気候でした。

九州自然歩道。沢沿いの道。

林道終点。ここから本番じゃ。

水船(水場)。涸れてますね‥。

大将隠れ。隠れてます。

奥ノ院。挟まってジタバタ。

景色がいいなー。

山頂の祠。

快適な下山路。

だんご庵。紅葉時期に来たい。

  福岡人気ナンバー1
 
日付 : 2016 / 03 / 04 ( 金 )
天気 : 晴のち曇
目的地 : 宝満山(829m)
標高差 : 700m
所在地 : 福岡県筑紫野市・太宰府市  GPSログ
コース : 竈門神社(9:19) → 一ノ鳥居(9:49) → 徳弘の井(10:00) → 中宮跡(10:31) → 宝満山(10:48) → キャンプセンター(11:08) → 中宮跡(11:22) → 反射板(11:28) → 鳥追峠(11:50) → 愛嶽山(12:00) → 竈門神社(12:25)
遠征2日目。今日は、福岡県人気ナンバーワンと言われてる宝満山。これまでも名前はあちこちで聞いてて、いつか登らなきゃ、と思ってた山。
いろんなルートがありますが、初めてはやっぱりメインルートの竈門(かまど)神社から。入口で駐車料金400円を支払い、まずは参拝。大きく立派な神社です。朝から参拝客が多いのは、受験シーズンだから?(竈門神社は縁結びの神様らしいですが‥)
本殿の脇から登山道に入り、何本か林道を横切りながら登っていきます。林道の脇には駐車車両が多いですね。なるほど、みんな有料駐車場ではなくこの辺に駐車するんですね。次回の参考に。
一ノ鳥居を過ぎた辺りから、名物(?)石段が続きます。徳弘の井(水場)を過ぎ、ますます斜度が増してくると、百段ガンギと呼ばれる急階段。ひー、こりゃハードだ。
今日は平日だというのに登山客の多いこと。見てるとなんだか常連客が多いような印象。すれ違う人同士、顔馴染みになってるようで、立ち話をしてまた登り、また別の人と立ち話って感じです。この山には独自の文化があるようですね。面白いコミュニケーションの場。聞けば、週に3回とか、ほぼ毎日登ってるとか。みんな元気だなー。60代ぐらいのお年寄りが、ひょいひょいと階段を登っていきます。負けてられませんね。
山頂からは福岡の市街地を眺めることができます。遠くは霞んでて海までは見えないですが、この時期にしては上々か。
キャンプセンター経由で中宮跡まで戻ると、下りは愛嶽山を経由する行者道から。こちらは階段ではなく、一般的な登山道。結構急斜面。所々にロープが設置されています。こちらの道は人気がないのか、誰ともすれ違いません。常連客はみんな、正面登山道をピストンするみたいですね。
鳥追峠を過ぎると、道が荒れ気味。鬱蒼とした森の中のコースになり、展望もなし。愛嶽神社、すげー寂れてます。朱色の鳥居の朽ち果てっぷりとか、なんとも不気味な雰囲気を醸し出してますね。写っちゃいけないものが写りそうだったので、写真は撮るのを控えましたわ。

竈門神社。朝から賑やか。

登山道。歩きやすい。

常設の救急箱が完備。

百段ガンギ。試練。

中宮跡。ここまでくれば。

山頂手前。袖振り岩。

着いたよー。立派な祠。

山頂標はこちら。

山頂東側は鎖場。

行者道。けっこう急坂。

愛嶽(おだけ)山の神社へ。

竈門神社の裏手に出ました。

  楽しい岩登り、鷹ノ巣
 
日付 : 2016 / 03 / 05 ( 土 )
天気 : 
目的地 : 鷹ノ巣山(990m)
標高差 : 200m
所在地 : 福岡県添田町・大分県中津市  GPSログ
コース : 登山口(8:45) → 薬師峠(8:52) → 巻き道分岐(8:57) → 一ノ岳(9:09) → 二ノ岳(9:40) → 三ノ岳(10:16) → 登山口(11:07)
予定してた遠征山行は昨日で終了。今日は帰り道に寄った、鷹ノ巣山のレポート。
マイナー山ながら岩場が多くて面白いという情報を聞き、いつか行ってみたいと思ってた山。ビュート地形の3つ並んだ山容は、国の天然記念物になってるそうです。
国道沿いの駐車場に車を止め、薬師林道(一般車通行止め・ゲートあり)を5分ほど歩くと、鷹ノ巣山の取り付き点。案内板に従い進むと徐々にきつい登りになり、待ってました岩場の登場。ロープが張られてますがそんなに厳しくない。あっという間に一ノ岳登頂。まだ出発して30分も経ってませんが。
縦走路を二ノ岳・三ノ岳へと進みます。全体的に登り下りが多いルートですが、行程距離が短いので余裕ですね。二ノ岳付近の岩場、すばらしい展望です。高い山ではないけど、達成感があります。
帰りは巻き道コースを選択。こちらの道はなだらかで、ハイキング気分でのんびり歩けます。1時間ほどで登山口へ戻ってきました。いやー、楽しかった。初心者の岩場遊びにぴったりの山。
なんか、薬師峠の辺りから、裏英彦山道と呼ばれる英彦山南峰へ登る道があるみたいですね。いいなー、今度探検してみたい。

国道から望雲台が見える。

薬師峠より取付。

さっそく岩登りが始まる。

あっという間に一ノ岳到着。

二ノ岳へ。なかなかハード。

岩のピーク。景色がいいなー。

二ノ岳付近は小ピーク多し。

ここを登れば登頂だー。

三ノ岳。思ったより近かった。

  久住山、異常なし
 
日付 : 2016 / 04 / 29 ( 金・祝 )
天気 : 
目的地 : 沓掛山(1503m)
久住山(1787m)
標高差 : 500m
所在地 : 大分県竹田市  GPSログ
コース : 牧ノ戸(8:33) → 沓掛山(8:54) → 久住分れ(9:39) → 久住山(9:56) → (往復) → 牧ノ戸(11:17)
前回の山行から2ヶ月近くが経過。いろいろ忙しかったり、天気が悪かったり。何といっても、熊本地震の影響。今回の地震により被害にあわれた方々、お見舞い申し上げます。余震が続いててまだまだ安心は出来ませんが、がんばっていきましょう!
近場の由布・鶴見岳辺りは、亀裂・崩落のため登山自粛要請が出ています。来週の由布岳山開きイベントは中止になったとか。とりあえず危険箇所が少なそうな、くじゅう牧ノ戸コースへ。
ゴールデンウィーク初日だというのに、びっくりするほど登山口は閑散と。地震の影響ですね。
牧ノ戸コースは特に問題なし。南登山道から登ってきた人の情報では、あちらはかなり崩れてるらしい。土砂崩れで登山道が流され、道迷いの可能性ありだとか。あちらは急坂で、元々崩落が進んでましたからね。
今日は快晴だったからか、久々の山だったからか、いつもと同じ景色なんですが一段と美しく感じましたね。不思議なもんです。

GWとは思えぬ。ガラガラ。

地震の影響。自己責任で!

このルートは問題なさげ。

山頂から阿蘇山。噴煙多し。

強風。気温は高いが寒い。

沓掛も取りこぼしなく。

  熊本地震の影響は
 
日付 : 2016 / 05 / 05 ( 木・祝 )
天気 : 
目的地 : 大船山(1786m)
北大船山(1706m)
標高差 : 750m
所在地 : 大分県竹田市  GPSログ
コース : 長者原登山口(8:37) → 雨ヶ池(9:31) → 坊がつる(10:11) → 段原(11:26) → 大船山(11:44) → 北大船山(12:15) → 法華院山荘(13:17) → すがもり小屋(14:03) → 長者原登山口(15:02)
こどもの日ですね。あいかわらず余震が続いてますが、今日も元気に登ってきました。登山道の状態がわからないので、安全そうなメジャールートで大船山です。夏へ向け少しずつ体を作ろうと、ザックに水を5リットル。ちょっとだけ負荷をかけての山行。
ゴールデンウィーク中だというのに、相変わらず人は少ないです。長者原の車も少なめ。坊がつるのテントも10張ぐらいでした。大船山に取り付いてしばらく登ったところで余震。結構揺れましたねー。大分県竹田市で震度4だったそうです。怖いですねー。不安定な岩場とかじゃなくてよかったです。
法華院山荘に掲示してあった地震による登山道の情報を載せてます。写真をクリックすると拡大表示しますので、参考に。
帰りに すがもり小屋に寄りました。情報通り、外壁も大きな亀裂が入ってます。今にも崩れそうですねー。

雨ヶ池。乾いた風が良い。

坊がつる。テント少なめ。

大船山。のんびり昼寝も。

北大船は久しぶり。

登山道情報。クリックで拡大。

すがもり小屋。建物は無事。