山行記録

2015年 その6


2015 / 09 / 18 屋久島最後はモッチョムモッチョム

2015 / 10 / 03 ミヤちゃんは、ミヤマキリシマの妖精なんだって

2015 / 10 / 16 アンテナいっぱい崩平山

2015 / 10 / 17 第1回ジュニア登山部 〜 チームかたつむり 〜

2015 / 10 / 20 ( 午前 ) いざ、九州中央山地

2015 / 10 / 20 ( 午後 ) お隣さんの雁俣山

2015 / 10 / 21 ( 午前 ) 良い名前だなー、大金峰

2015 / 10 / 21 ( 午後 ) スズタケ地獄


  屋久島最後はモッチョムモッチョム
 
日付 : 2015 / 09 / 18
天気 : 晴(山頂ガス)
目的地 : モッチョム岳(940m)
標高差 : 654m
所在地 : 鹿児島県屋久島町  GPSログ
コース : 千尋滝登山口(6:24) → 万代杉(7:16) → 神山展望台(8:12) → モッチョム岳(8:38-10:19) → 神山展望台(10:38) → モッチョム太郎(11:05) → 登山口(12:14)
屋久島遠征最後は、モッチョム岳。面白い名前ですね。
5年前に観光で来た際、千尋滝は見に来ました。その滝の100m手前、左側に登山口があります。屋久島にあるメジャーな山の中で、最もハードなのがモッチョム岳なんだそうです。これは覚悟してかからねば。
‥と言いつつ、そんなにハードな感じはなかったです。水場から万代杉までの登りがちょっと急登だったのと、展望台を過ぎて山頂までの登り返しでロープ場がいくつか。
山頂はガス。天気が良ければトカラ列島まで見えると聞いてて、楽しみにしてたのになー。時折ガスの切れ目から、下界の尾之間集落が見えたりします。
山頂に2時間近くも滞在してたのは、山頂で出会った屋久島のガイドさんと話し込んでたためです。このガイドさん、大分の出身で、しかもお互いの実家が数百メートルの近所。出身高校も同じで意気投合。すごい偶然。いろんな話を聞かせて頂きました。ガイドの仕事って大変そうだけど面白そう。ガイド心得、詳しく聞かせて頂きました。いいなー、やってみようかなー?

登山口。千尋滝手前を左へ。

急坂を登ると万代杉が。

あれは、お隣の耳岳。

神山展望台から山頂。ガスが‥。

このロープを登れば山頂。

着いたーぃ。風が気持ちいい。

下界がよく見えます。

モッチョム太郎。

下山後千尋滝へ。

  ミヤちゃんは、ミヤマキリシマの妖精なんだって
 
日付 : 2015 / 10 / 03
天気 : 
目的地 : 久住山(1787m)
標高差 : 750m
所在地 : 大分県竹田市  GPSログ
コース : 長者原登山口(9:18) → 雨ヶ池(10:12) → 坊がつる(10:41) → 法華院山荘(10:51) → 北千里ヶ浜(11:26) → 久住分れ(11:59) → 久住山(12:17) → すがもり越え(13:34) → 長者原(14:37)
なんやかんやで久しぶりの久住山。約半年ぶりか。バイクでぶぃーんと行ってきました。
長者原の登山口に、坊がつる讃歌の碑が新設されてます。山の日制定を記念して造られたそうです。ひと夏過ぎると他にもいろんな変化がありますね。
今日は、雨ヶ池 → すがもりの周回コースに久住山ピストンを組み合わせたロングコース。天気も良く、楽しい山行。久しぶりの九重連山満喫です。
来週には紅葉シーズン突入の予感。楽しみですね。

うむ、天気がいい。

坊がつる讃歌の碑。8/11建立。

紅葉は、まだまだじゃのぅ。

自販機がミヤちゃん仕様に!

まー、すげー青空。

混雑の中、順番待って撮影。

久住山頂パノラマ写真。地球は丸く、山頂は混雑。(*^_^*)

  アンテナいっぱい崩平山
 
日付 : 2015 / 10 / 16
天気 : 
目的地 : 崩平山(1288m)
標高差 : 250m
所在地 : 大分県玖珠郡九重町  GPSログ
コース : 登山口(10:49) → 崩平山(11:19) → 登山口(11:54)
今日は崩平山(くえのひらやま)。ずっと前から、久住から見えるアンテナだらけのこの山が気になってました。存在は知ってたものの、登山するには風情がないなー、ってことで避けてたんですが 。今日はツーリングのついで、って感じでちょっくら登ってきました。
朝日台レストハウスの脇から千町無田林道へ入り、未舗装路をしばらく走ると登山口。車でも登山口まで行けそうですが、車高が低いと大変かも。
登山道に入っても、結構道幅が広いです。軽の四駆で頑張れば、なんとか行けるかも?てレベル。オフロードバイクなら、余裕で山頂まで行ける道です。山頂にアンテナ群があるし、工事車両なんかが行き来することもあるんでしょうな。
4枚目の写真の分岐、どちらへ進んでも山頂へ行けます(平行に走ってます)。左の旧道は黒土でズルズル滑るため、右の新道が出来た、とのこと。今日は天気が良く乾燥してて、どちらの道も快適に歩けました。
30分も歩けば、ススキ原へ出て山頂へ。あっという間、汗もかかずに登頂です。山頂はアンテナ達がいっぱい。その合間から、360度の展望。想像してたより良い場所じゃないか。雪が降ったら、また来てみたい。

今日もバイクで林道へ。

登山口。行ってきます!

道幅広し。四駆なら通れそう。

分岐。とりあえず右の斜面へ。

おや?もう山頂だ。

もう着いちゃったよー。

特大どら焼きに挑む。

大好きなNHK中継局の前で。

九重連山を望む。

  第1回ジュニア登山部 〜 チームかたつむり 〜
 
日付 : 2015 / 10 / 17
天気 : 
目的地 : 沓掛山(1503m)
久住山(1787m)
標高差 : 550m
所在地 : 大分県竹田市  GPSログ
コース : 牧ノ戸(8:03) → 沓掛山(8:41) → 久住分れ(10:11) → 久住山(10:48 - 12:11) → 沓掛山(14:09) → 牧ノ戸(14:45)
今日は第1回ジュニア登山部ってことで、小学生2人を含めた4人パーティー。基本の久住山往復コースです。
紅葉シーズン & 週末ってことで、駐車場はもちろん登山道も大混雑。気候も良く、登山日和ですしねー。
今日は保護者気分で、出発前にはちゃんと体操なんかしてみたり、細かく休憩を入れてみたり。でもまぁ、小学生だったら全然平気ですね。むしろ大人より元気いっぱいです。それにしても、牧ノ戸コースで往復7時間は過去最長かもしれません‥。

さぁ張り切ってスタート。

沓掛付近。小学生には難所?

沓掛山頂。真っ赤だなー。

西千里ヶ浜。レッツゴー。

目標の久住山、見えたー。

もうちょっとで山頂だ。

着いたよー。ぽかぽか陽気。

お楽しみ、お弁当タイム。

チームかたつむりのポーズ。

久住山頂からのパノラマ撮影。あいかわらず混雑してます。

まだまだ元気。

最後まで走り回ってます。

下山後のソフトクリーム。

  いざ、九州中央山地
 
日付 : 2015 / 10 / 20 ( 午前 )
天気 : 
目的地 : 京丈岳(1473m)
標高差 : 500m
所在地 : 熊本県美里町・山都町  GPSログ
コース : 八軒登山口(8:35) → 京丈山登山口(9:13) → 尾根出合(9:36) → 京丈山(9:51) → (往復) → 八軒登山口(11:01)
4連休を利用して、プチ遠征。熊本・宮崎の県境辺りに良い山がいっぱい、との情報を聞き、行ってきました。なるほど、ここは九州中央山地。狭い範囲にたくさんの名山が集まってます。こりゃあ楽しい連休になりそうだ。
まずは京丈山。メインコースとなるハチケン谷から。林道入口のゲート、開いてますね。なんか工事やってるらしく、時折ダンプカーが上がっていきます。上の登山口まで車で行けそうな雰囲気ですが、下山後に戻ってきたらゲートが閉められてる、なんてことになったらイヤなんで、ここから歩きで。なので今日は、コースの半分が林道歩きとなります。
40分ほどかけて、京丈山登山口に到着。途中、分岐がいくつかありますが看板がでてないので不安になります。写真を参考に。
登山道は、所々踏み跡は不明瞭ですが、マーキング(赤テープ)が多いので迷う心配はありません。全体としてなだらか斜面な印象ですね。疲れも知らず、あっという間に山頂到着。展望はそこそこ。秋の空が気持ちいいですね。
復路は来た道を戻ります。カルスト地形の鞍部あたりで作業道に出合うので、周回コースにしても良かったかも?たぶん登山口から続いてる林道に続くと思われます。

林道ゲートが開いてます。

この分岐は左へ。

この先の分岐は右へ。

やっと登山口到着。

カルスト地帯のピーク。

山頂。着いたー。

  お隣さんの雁俣山
 
日付 : 2015 / 10 / 20 ( 午後 )
天気 : 
目的地 : 雁俣山(1315m)
標高差 : 200m
所在地 : 熊本県八代市・美里町  GPSログ
コース : 二本杉峠(11:15) → 黒原分岐(11:25) → (尾根コース) → 雁俣山(11:56) → (カタクリコース) → 二本杉峠(12:41)
京丈山から下山したものの、まだ午前中。よっしゃ、もう1山行きましょう。京丈山から縦走路で繋がっている、雁俣山です。二本杉峠まで移動し、ここが登山口。カタクリの花で有名な山だそうで、シーズンの春先には大混雑するようです。
距離も短いし余裕ですね。道も整備されてて、スニーカーでもOK。黒原分岐までは広くて平坦な遊歩道。お散歩気分です。分岐を超えると、丸太階段が続きます。おっとこれは。ナメてたら、結構キツイ。
1250mピークは、尾根コースと巻き道コースに分かれます。尾根コースは距離は短いですが結構な急坂。おまけに草が生い茂ってて難儀しました。
山頂手前にも急登。滑りやすいんで、ロープが張られてます。山頂からは、彼方に熊本平野。振り向くと先ほど登った京丈山や、大金峰が目の前に。ベンチもあり、のんびりできますね。
帰りは巻き道(カタクリ)コースから。距離は遠いけど、こっちの方が楽ちんです。カタクリの群生地になってて、保護のため両側ロープが張られています。今度はベストシーズンを狙って来るのもいいかも。

売店の横から登山道入口。

広くて歩きやすい道。

丸太階段多いなー。

山頂からの展望。

ベンチもありくつろげます。

カタクリコースの様子。

  良い名前だなー、大金峰
 
日付 : 2015 / 10 / 21 ( 午前 )
天気 : 
目的地 : 大金峰(1396m)
小金峰(1377m)
標高差 : 200m
所在地 : 熊本県八代市  GPSログ
コース : 登山口(6:53) → 大金峰(7:41) → 攻分岐(8:22) → 朴の木分岐(8:46) → 小金峰(8:53) → (往復) → 登山口(10:31)
遠征2日目。今日は大金峰・小金峰の縦走コース。マイナーな山が多い九州中央山地の中では、比較的登山者の多い山。平坦で快適な尾根コースってことで楽しみですね。
整備された登山口から、のんびりと高度を上げていくと、10分ほどで大きな作業道を横切ります。まだ道を作ってる最中のようで、工事車両なんかがいっぱい停まってますね。さらに10分、平坦な尾根コースへ。歩きやすい快適コースですが、展望はいまいち。
大金峰の山頂は森の中。やっと太陽が上がってきて、暖かくなってきました。よっしゃ、次は小金峰へ。あいかわらず平坦で歩きやすい道。この道は、九州自然歩道にもなっているようです。
攻分岐を過ぎ、しばらく歩くとまたまた作業道に出ました。こちらも立派で新しい感じ。看板は出てないけど、雰囲気で右へ。勘が当たったようで、50mほどで登山道へ戻る分岐がありました。
朴の木分岐から小金峰までの最後の登り、背よりも高いササに覆われて大変でした。まぁ距離が短いんでなんとか。

登山道から。整備されてます。

伐採作業中の森。

大金峰。展望はなし。

地図にない林道。はて?

山頂手前。こりゃ堪らん。

小金峰。こちらも展望微妙。

  スズタケ地獄
 
日付 : 2015 / 10 / 21 ( 午後 )
天気 : 
目的地 : 保口岳(1281m)
標高差 : 450m
所在地 : 熊本県八代市  GPSログ
コース : 登山口(11:34) → 最奥の民家(11:40) → 作業道出合(12:17) → 普賢峰(12:44) → 保口岳(13:08) → 林道出合(13:19) → 登山口(14:20)
※ 自身の覚え書のため、今日のコメントは説明っぽい文章になってます。

今日の午後は、保口岳。かなりマイナー山の雰囲気が漂ってるんで、道に迷わないようしっかり予習。車道終点の登山口より、いざ入山。
山奥へと続く電線を辿ると、5分ほどで最奥の民家に到着。もっと、なんというか、日本昔話に出てくるような古びた家を想像してたんですが、割と普通でした。まっすぐ建ってるし、畑とかもちゃんと整備されてます。うーん、どんな人が住んでるんだろう?
民家を過ぎしばらく竹林を登ると、スズタケの急坂が始まります。情報では「スズタケの密林」となってましたが、なんかキレイに刈り込まれてました。こりゃあ有難い。サクサク進めます。やがて風景は植林帯へと変わり、それを抜けると作業道のような場所へ(写真2枚目)。ヘアピン曲がって50mほど道なりに、写真3枚目の標識を右の斜面へ入ります。斜面を登りつめると、上の作業道(写真4枚目)ススキが生い茂ってて、もはや作業道でも何でもないですが、これを道なりに進むと大きくカーブしたのち、登山口の標識(写真6枚目)作業道からの取り付き点に到着です。これを登っていくと、写真7枚目の分岐。左の稜線沿いの道へ。
ここからは稜線歩きとなります。小さなピークを3つほど越えると、目の前に普賢峰が見えてきます。軽い岩場をロープで登り、無事に普賢峰到着。鬼山御前は乳の神様らしいですよ。
そのまままっすぐ稜線を進むと、保口岳‥なんですが。まー、スズタケ地獄。まさに密生地。目を開けられないほど生い茂ってます。ひーひー言いながら30分、ようやく保口岳に到着です。いやー、まいった。
帰りはどうするか?いやいや、あの道は引き返したくないんで、林道側へ下りましょう。
稜線をさらに進むと、分岐があります(写真11枚目)両方とも林道に出るんですが、近道ルートは踏み跡がよくわかりません。なので通常ルートで(10分ほど遠回り)作業道は岩がゴロゴロしているものの、あのスズタケ地獄に比べたら超快適。30分ほどで取り付き点へ戻ってきました。
帰りに、民家の前を通ってると、何やら人の気配が。おぉ、偶然にも住人に遭遇です。‥どんな山男が現れるかと思いきや、軽トラから降りてきたのは優しそうな普通のおじさん。‥意外。
いろいろとお話をさせてもらったんですが、方言がキツくて半分ぐらいしか理解できませんでした、はい。とりあえず急坂のスズタケを刈り込んでくれたのは、おじさんだそうで。いやー、ありがとうございました。

最奥の民家。思ってたのと違う。

下の作業道。ヘアピン曲がる。

作業道から右へ入る。

上の作業道(もはや道ではない)

これを進むと、展望開ける。

取り付き点。登山口の標識。

作業道から左の稜線へ。

普賢峰手前の岩場から。

普賢峰。鬼山御前の碑。

スズタケ乗り越え保口岳。

↑近道 通常ルート→

通常ルートの林道出合。

この分岐は左のゲートへ。

近道ルートの出口かな?

作業道から普賢峰を見上げる。